カテゴリ:日本酒
富山のお隣、言わずもがなの地酒王国新潟。良質な軟水からできるその酒質は、しっかりかつサラリと馴染みやすく、食中酒に最適な逸品を生み出します。越の三梅に代表されるように昔からブランド地酒でもって全国に売り出し、賛否両論はあるところ、日本酒発展に一役かったと思います。我が家の常酒も久保田や八海山、佐渡の北雪、久須美酒造など、新潟酒が多いです。近年は米王国でもある地の利を生かして、山田錦と五百万石を掛け合わせた品種「越淡麗」を生み出し、今や新潟県産の酒米として定着していますね。
そんな県産の酒米で出来たお酒を一献。糸魚川の渡辺酒造店。 根知男山 しぼりたて純米吟醸生 プレミアム雪見酒 地元新潟根知谷産、それも自社畑の五百万石の一等米を精米歩合55%で醸します。 近年、日本酒もラベル表示が均一化されてきましたのでよくわかると思いますが、日本酒では地酒を謳って、原料米は他県のもの一般的。ブルゴーニュのようにドメーヌ化は中々できないと思いますが、最近は色んな蔵で試されていて、この蔵は早くからドメーヌ造りや米のヴィンテージ(原料米生産年)、BY(醸造年)などににこだわりをもって醸造されています。 ピーチ系フルーツの立ち香、甘みもたっぷりでいてさらさらいけます。綺麗なお酒。 今宵は長崎の寒鯖を〆鯖に。脂のりのり、うみゃーw 今宵も酒王国万歳ナノダ~w お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.02.28 21:26:40
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