カテゴリ:日本酒
日本酒の酵母。酛(もと・酒母)を造るのに添加する酵母菌で、糖をアルコールに変えるだけるだけでなく、味わいや香りについてもその日本酒のキャラクターを左右する大事なもの。まんぷくが飲むだけでは飽き足らず、熊本で酒造りまで手伝った大昔、全国的な吟醸酒ブームもあって、その吟醸酒に主に使われていたのが今も業界で主力の「協会9号酵母」通称熊本酵母や香露酵母(K)と言われる所以、熊本酒造研究所が発祥だったのを当時知りました。
そして今宵は東北山形から秋田県へ上陸。秋田には古参酵母の協会6号発祥の歴史のある蔵であり、かつ現在斬新なスタイルの日本酒をリリースし、業界大注目の造り手、佐藤祐輔さん当主の新政(あらまさ)酒造があります。 新政NO.6(SIX)R-type 純米生 全量県産米を使用、麹米は吟の精で精米歩合40%、掛米は60%精米歩合の酒こまちを6号酵母で醸す。 生原酒なのにAlc度数がなんと15度しかありません。なのに旨み甘みも十分じゅんわり微発泡、奥底に葡萄、林檎の香りと風味。そしてさらさらといける完成度の高さ。 2日に富山県のほたるいかが解禁。なんでも出始めが抜群に旨い(笑)。 今、業界を席巻する新政の日本酒。今後ますます面白くなりそう。すでに前から大注目されてますが、私も注目(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.03.15 01:41:06
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