カテゴリ:日本酒
まんぷくの日本酒年度は10月~9月ですが(笑)、本家本元w酒蔵の事業年度?は7月~6月なんでしょうか。。
蔵によっては色々あるみたいですけど、年中業の一例をば。(蔵ぞう.comより) 7月 土用洗い 蔵中の木製品などを集めて、冬の酒造り中についた汚れをきれいに洗い、蔵内清掃を行います。 8月 呑み切り(のみきり) 貯蔵タンクの「 呑み」(貯蔵タンク下部についている酒を出すための部分)を切り、酒を少量取り出し、酒の熟成具合を官能評価。一般の唎酒とは違い、主に目と鼻だけをつかって評価していきます。官能機能を集中させることによって、熟成の状態、原料米の成果、酵母の働きなどについて極めて繊細で微妙なデータを得ることができるのです。これらのデータから得る指針は貴重で、呑み切りは次の酒造りの方針を決定するためにも大切な行事の一つです。 9月 甑立て(こしきだて) 甑(こしき)とは、米を蒸す道具(桶)。日本酒造りには、炊いた米ではなく、蒸した米を使います。酛(酒母)用の米を最初に蒸すことを「甑立て」といいます。 酛立て(もとだて) 最初の酛(酒母)を仕込むことを「酛立て」といいます。「酛」とは、文字通り「酒の元」となるもので、優良な酵母菌を増やすためのものです。 10月 初揚げ(はつあげ) 熟成した醪(もろみ)を圧搾、ろ過して清酒と酒粕に分けることを上槽(じょうそう)または槽揚げ(ふなあげ)といい、その年の最初の上槽を初揚げ(はつあげ)といいます。醪をしぼる伝統的な道具は、船の平底に似ているところから槽(ふね)と呼ばれます。 11月~3月 新酒仕込み 4月 甑倒し(こしきだおし) 最後の醪(もろみ)の仕込みに使う米を蒸し終えることを「甑倒し」といいます。甑(米を蒸す桶)を横に倒して洗うことからこのように呼ばれるようになりましたが、現在では連続蒸米機を使っているため甑を倒すことはなく、醪仕込みの終了日を甑倒しと呼び続けている蔵も多いようです。甑倒しの当日は神に新酒を捧げて蒸米の無事終了を感謝し、お祝いの小宴が催されます。 5月 皆造(かいぞう) その年度のもろみを全てしぼり終え、出来たお酒と酒粕の数量を計測したときを皆造(かいぞう)といいます。皆造の当日は「皆造祝」といって、蔵人たちにお祝いの席を設けます。 6月初呑み切り(はつのみきり) 火入れ貯蔵した新酒の熟成具合を見るために、初めて貯蔵タンクの呑みを切り、酒の出来具合を官能評価することです。火落ち等の早期発見、蔵内全般の酒質の把握、個々の酒質、熟度に応じて調合、出荷時期を決める等の目的で行なわれます。 そんな酒暦を考えながら、昨年10月以降に飲んだお酒をどうぞw 若波 純米吟醸 福岡大川、若波酒造。この火入れは結構しっかりクラシックなタイプ。 麹:糸島産山田錦 掛米:福岡県三潴産夢一献 多賀治 純米雄町 無濾過火入れ原酒 火入れにもかかわらず、まだじゅわじゅわしてます。 しっとり?してていいですね。 田酒 純米吟醸山廃 55%精米の山廃は我が家の常酒ですが、今期から純米吟醸が登場! 華吹雪50%精米、やはり若干の吟醸香。桃?w 早瀬浦 特別純米酒 しぼりたて生原酒 早瀬の初しぼりは、ほんと発売期間が短いんで昨年買いそびれ・・ 良くないはずがない!w すっきりふんわか・・まんぷくの体に合うのかな。 鍋島 純米吟醸原酒 NewMoonしぼりたて生酒 限りなく甘いウォーターw・・どこまでも余韻・・・いいわ~ 初しぼりでこのクリーンさ。面白くないっちゃあないけどw 若波 純米吟醸生酒 こちらは生ヴァージョン。酒米も精米歩合を同じ。火入れのときのクラッシックもやや残しつつ、スルスルキューwです。蔵の冷蔵庫も大型化してこれから色々挑戦するそう。 伯楽星 純米吟醸おりがらみ生酒 酒米は蔵の華。宮城県産美山錦より耐冷、耐倒伏を目指して山田を母としてできた酒米。55%精米。 結構しっかりめ。 新政 平成二十九年 新年純米しぼりたて生酒 間違いなくあのヤンキーバイクのメーカーのロゴを意識してます(笑)。 新政っぽくない、少々固く重い印象。フレッシュ感があまりないです。 獺祭 等外23 生酒 高精白と言えば上の伯楽星の真骨頂ですが、山田錦の等外米を精米歩合23%まで磨いてます。等外米なので純米大吟醸とは名乗れません。高精白なので値段は大吟並みですが(苦笑) 高精白なのに、香りのヴァラエティーが弱い感じですが、尋常じゃない柔らかさがスゴイ。おいしいです。獺祭はやはり米不足か?と心配する逸品(爆) 十九 純米吟醸生原酒 長野市、尾澤酒造場。日本一小さな蔵だとか。 美山錦55%精米歩合。パイナップル香も淡く、すっきりでいてふくよか。いいですね。 田中六十五 糸島産山田錦純米酒なま 福岡糸島市、白糸酒造。 代表田中さんが地元糸島産の山田で醸し、精待歩合を冠してますw すこしおりがかんでて、低精白ですがこいつも柔らかい。加水の妙か山田とは思えないスッキリ感。 陸奥男山 ClassicNouveau 生 いつもお世話になってる青森陸奥八仙、八戸酒造の本醸造新酒。まっしぐらを70%精米歩合。 コレハよいです~。やばい、スイスイ杯が進む。まんぷくに合う絶妙なベクトルが存在してます。あまりクラシックな雰囲気はなく、火入れすると酸が増してきてフツーのクラシックwになるんだろうなぁ~的なやつでしょうか(笑) 今期もまだまだ面白いお酒に出会えそう。嵌るわ~w お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.02.06 04:07:15
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