カテゴリ:日本酒
日本酒を色々飲んでると、時々??みたいな香りに出会うことがあります。まさにワインのブショネのような意味合いのものと、蔵や酒質の特徴のものだったりするらしいです。気になった3本をば。
大倉 亀の尾 特別純米生 あらばしり 直汲み生原酒 奈良香芝大倉本家。これはいわゆるマッドな風味。立香は問題なく含み香で感じます。紙?袋?木おけ?コンクリート?埃?白粘土・・総じてマッド香(苦笑)。どよ~んみたいな。前に醴泉の生でも感じたことがあります。基本火入れ基準の蔵なのかも。 酒屋さんに問い合わせると、実は昔からこういう風味の蔵だと 「近年、袋やヤブタとか設備も一新しましたが未だにあるのかも・・私はあまり気になりません。蔵香ですかね。しばらく常温でもいいから放置したり、ぬる燗で試してみてください」 ん~なるほど。他の日本酒ブログで見ても何も書いてないので・・・日本酒飲みには大した問題ではないのかなぁ。 阿部勘 純米吟醸 うすにごり生酒 宮城塩竈市、阿部勘酒造店。これは、ブショネにも似た地下室香。ワインセラーではなくコンクリートの地下室みたいな(苦笑)。あまり杯が進みません。これも立香は問題なく、含み香で感じます。 日にちを置いて飲んでみましたけど、少し残り香が。でもメロンの皮のような風味もあるので、宮城酵母の香らない系?由来の酵母香の一種なのかも。ようわからん(苦笑) 鷹長 菩提もと純米生酒 風の森で有名になった油長酒造のオリジナルラベルw。(因みに風の森は売れすぎて?w1升瓶はもう生産されないそうです) 閑話休題これは乳酸的味わいまではいかないまでもドイツワインのような甘さと酸の風味と味わい。でもこれは雑香?ではなくて正当品(笑)。いつもの酒屋さんから言わせると、主にもろみの不良状態で上槽した際に乳酸が清酒中に多量に残留する不良行程で、昔はつわり香といって雑香?扱いだったのに、今や市民権を得てるからと笑います。 甘いですが、こういうのは美味しいと思えるようになってきました(笑) 今回、取り上げた日本酒は、私的にたまたま出会って私的に感じただけで、蔵に何か問題があるわけでもないでしょうから、また別のものを買ってみて試したいと思います。 私的に雑香?代表格は、「生ひね」と言われるものですが、これもコレ!っていう確証はありません。ブショネほど飲めないものではないので、日本酒に関しては「大した問題ではない」のかも。ホントにそうなのか、これから経験値をつんで楽しく飲むネタでもあるので、ある意味興味は尽きないところです(笑)。 天下城の梅の花は綺麗に香り・・・桜はまだかいな(いつもの句w) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.03.19 22:08:37
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