ライフコーチあまみ 悠の『優しいきもち』

彼女は気分屋で感情的なんです。
自分のことしか考えていない。

ちっともオレの気持ちを分かろうとしない。


眉間にしわをよせて
とうとうと話す男性。

よくよくお聞きすると


彼女がすぐに怒ってしまうそうです。

「電話をすると言ったのに、電話がしないじゃない！」

「約束を覚えていないのね！」

「あなたは私のことなんて、
　どうでもいいと思っているんでしょう！！」

そう言って、数日は電話に出なかったり
メールの返事をよこさなくなるとのこと。



「オレがたまたまうっかりしていたり、
まったく悪気のないなのに
彼女は大きい問題にしてしまうんです。

仕方ないから、取りあえず
謝るのですが、
こんな調子で先が思いやられる。」



結婚を考えてはいるけれど
すぐにケンカになってしまう彼女に
辟易している彼。


本当はどうなりたいんですか？


と聞くと

しばらくうつむいたあと、彼はこう言いました。


「本当は・・・

　彼女に笑っていてほしいんです。

　彼女の笑顔を見ると、ほっとするんです。」






けれど




　　　
　　　　　　本当の気持ちとは裏腹な行動では
　　　　　　　　　相手に伝わらない。







では、そうなれるように
ちょっと視点を変えてみませんか？

「そうですね。やってみます」

そこで、

二人の関係を目の前に
イメージしていただきました。



そこで彼が見たもの、それは


「どうしてオレを信じてくれないのか？」
「なんでいつも、同じことを蒸し返すのか？」
と憤りを感じる自分と

「分かってもらえない」
「愛されていない」と感じている彼女。



「見ていると、悲しくなってきますね」　


そういって苦笑いしながら、

「こんなんじゃ、幸せになんか
　なれないですね。」
という彼に聞きました。


では、ちょっと想像してみてください。


なぜか分からないけれど、あなたは
こういったもめごとが起こる理由を発見しました。

だから、もう二度と起こらないんです。
彼女は明るい笑顔でいます。

あなたも心に余裕があります。

そういうあなたは、解決策をすでに知っています。



そのあなたから、先ほどの二人はどう見えますか？








すると


彼の表情が一瞬、変わり

そのあと、しばらくの沈黙・・・



そして、絞り出すような声で
こう言いました。



「僕が分かっていなかった。」


「愛しているよといって、
　抱きしめたらよかったんだ」



「オレは馬鹿みたいだ。
　何年もずっと同じことをしていた。

彼女は不安なだけなんだ。
オレの気持ちを分かっているだろうと
思っていたけど、伝わっていなかった。
オレは伝えようなんて、思ったこともなかった。」





　　　　　　　それがどうであれ、
　　　　　　相手に伝わったことが
　　　　　　　あなたが伝えたこと。





関係性においては
本当の思いが、本当のまま
相手に伝わることが、とても重要です。


なぜならば、
思いがあっても
伝わらなければ、届かないことがあるから。




『本当の気持ち』伝えていますか？









（この文章は当社メールマガジン
「人生を変える☆しあわせ成功講座」から引用しています）

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