テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画鑑賞記録
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"BROKEBACK MOUNTAIN" 監督・・・アン・リー 原作・・・アニー・プルー 出演・・・ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール、ミシェル・ウィリアムズ、アン・ハサウェイ、ランディ・クエイド、リンダ・カーデリーニ、アンナ・ファリス、スコット・マイケル・キャンベル、ケイト・マーラ、他。 ・物語序盤・ 1963年、ワイオミング州にある、ブロークバック・マウンテンの羊の放牧場に、季節労働者として仕事を求めてきた二人の若者、イニス・デルマーとジャック・ツイスト。 寡黙なイニスと陽気なジャック、対照的な二人は、放牧地と野営地を交替で管理する。 ジャックには牧場を経営する両親が居るが、父親と反りが合わず、その日暮らしだが、金を貯めて自分の牧場を持ちたいと語る。 一方、幼くして両親を亡くし、兄と姉に育てられたというイニスは、仕事が終われば、恋人のアルマと結婚すると話した。 二人きりで長い時間を過ごす間に、イニスとジャックは強い友情で結ばれるが、ある晩、偶然の成り行きで、友達の一線を越えて、肉体関係を持ってしまう。 自分はホモではないと言うイニスは、一夜限りの関係と、ジャックに告げ、仕事が終わると予定通りに、アルマと挙式した。 やがて夫妻には子供が生まれ、貧しいがそれなりに平穏な生活を送る。 しかし数年後、突然、ジャックから会いに行くという葉書が、イニスの家に届く。 訪ねてきたジャックが、夫イニスと熱烈なキスをしている所を目撃したアルマは、独り衝撃と絶望に震える。 その後も、二人は釣りに行くという口実で、逢引きを重ねた。 やがてロデオ好きなジャックは、会場で別の競技に参加していたラリーンと出会い、彼女と結婚し、息子を設ける。 ラリーンの父親は農機具を販売する会社を経営しており、義父からは冷遇されつつも、ジャックは裕福な暮らしを手に入れた。 だが、イニスとの関係は断ち切らないジャック…。 特に観たくはなかったのですが、アカデミー賞取ってたよなぁ、という事で、レンタルリストの下の方にメモ書き程度に入れておいたら、送られてきちゃったよというDVDです…。 ホモ映画なんて興味無かったが、観たら更にガックリしてしまった。 アン・リー監督作品自体が好じゃないし。 まあ、生前のヒース・レジャーを観てみたいという程度の関心はありましたけど。 断っておきますが、私は同性愛には、全然偏見は持っていません。 男性同士でも、女性同士でも、本気で愛し合っているのなら、カップルとして認めてあげるべきだと思う。 ただ自分達の為に、カモフラージュとして女性を利用し、散々傷付けておいて、俺達の愛は純愛だと酔い痴れている奴等に虫唾が走るんですよ。 時代設定が、何十年か前という事で、今みたいに大っぴらに付き合えなかったというのは判るんですが、いやしくも純愛だと言い張るのなら、どんな障害があろうと、二人だけで愛を貫け。 かなり胸糞悪い映画で、二人に同情できない。 子供の頃にイニスが目撃した、ホモカップルのように、リンチされて殺されるとか、そんなバッドエンディングなら納得もいきましたけど。 私達、出会うのが遅過ぎたのよ、とほざいて自分を悲劇のヒロインに仕立て、そんな自分に陶酔しているバカ不倫女と似ていて、全く共感出来ず。(;一_一) いやいや、早く出会っていても、アンタは愛人止まりで、妻にはなれないからね。笑。 特に感銘を受ける部分は無かったのですが、素で思った事。 俳優さんて大変だなぁ。 綺麗な女優さんと、素っ裸で抱き合えるのなら役得(*^^)vと喜べるけど、男同士かよ…。 自分の中で、どう気分を盛り上げてゆけば良いのか。 まあ、西欧は日本と違って、男同士でも挨拶でハグやキスをするので、私達が思う程、抵抗は無いのかもいれませんが。 ヒース・レジャーの演技はなかなか堂に入っていましたね。 寡黙な男で、厳しい父親から子供の頃に、ホモなど腐った下衆野郎だと教え込まれていた人物。 これは統計的な話ですが、父親が高圧的で"男らしい男"しか認めないようなタイプの場合、その息子がゲイになる確率が高くなります。 抑圧される事に慣れてしまった繊細な男性は、そこへ逃げるしかないのでしょうね。 ヒースは、年を重ねる毎に、本当に老けて行く感じで、メイクというより、演技力で中年の男を演じていた気がしました。 一方、見るからにホモだろ、お前…という、ジェイク・ギレンホール。笑。 彼の方が生き方はスマート。 金持ちの女と結婚して、裕福な暮らしをしながら、妻にはゲイとバレずに、イニスとの関係を続けている。 時代が現代ではないという事もあるのでしょうが、イニスの奥さんが離婚調停の場で、夫がゲイである事を暴露しなかった点が不思議でした。 これは裁判では決定的に有利な攻撃材料ですよね。 最後まで黙って耐えているのが、個人的に納得行かなかったんですけど。 私なら探偵を雇って、決定的な証拠を掴み、養育費は勿論の事、慰謝料もふんだくりますけどねぇ。 若しくは、最初から全てを打ち明けた上での契約結婚ならOKですよ、私は。 世間体を繕ってやる代償に、自由で裕福な生活を保障してくれるリッチなゲイの方なら、大歓迎で~す。(^^♪ 巷の評価の高さに比べて、私の中では、はぁ、そうですか…で終わってしまった映画でした。 ホモ映画という時点で、共感が持てなかったのが要因ですかね。(^_^;) ↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jul 3, 2008 06:46:10 PM
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