テーマ:映画館で観た映画(8570)
カテゴリ:映画鑑賞記録
只今、公開中です。
http://www.mercuryman.jp/ "MERCURY MAN" 監督、原作・・・バンデッド・ソンディ アクション監督・・・パンナー・リットグライ 出演・・・ワサン・カンタウー チャーン/マーキュリー・マン メティニー・キンパヨーム アリーナ アノン・サーイセンチャン ウサマ ジンウィパー・ゲーウガンヤー プニマ ダールニー・グリットブンヤーライ チャーンの母 パリンヤー・ジャルーンポン グレース アタゴーン・スワンナラート ブアイ リック・マーカス・シュッツ ニコライ サウェーン・ブンプラゴープ アルシス ガムポーン・ペットチュワイ ファハット ・物語序盤・ カンボジアの裏町で、賭博で稼いでいた、特殊な能力を持つ子供が攫われた。 一方、チベットの寺院からは、"月の護符"がテロリストグループによって強奪される。 タイのバンコクで、消防士として働くチャーンは、職務熱心なあまり、上の命令を無視する事が多く、隊長からヒーロー気取りかと叱責される。 テレビニュースでは、アメリカを憎むテロリスト、ウサマ・アリが捕えられ、タイ刑務所に収監されるという報道が流れていた。 内部協力者の手引きで刑務所内に侵入した、ウサマ・アリの部下達は、彼を脱獄させ、保管庫にあった、"太陽の護符"を奪おうとする。 刑務所で火災が起こっているという通報を受け、チャーンの同僚ブアイ等は刑務所に向かう。 チャーンはと言えば、前回の命令違反で謹慎を言い渡されていたが、消防士として目の前の火事を無視できず、単独で刑務所内に入ってゆく。 そこでチャーンは、偶然テロリスト・グループと金で彼等を手引きした刑務官に遭遇してしまう。 刑務官から太陽の護符で刺されたチャーンは意識を失い倒れる。 不思議な事に、護符は彼の体内に吸い込まれてゆき、次に気が付くと、チャーンは母親と性転換した"妹"グレースと暮らす自宅へと戻っていた。 更に彼の肉体は、傷付けても即座に回復し、血液は金属になって固まるようになっていた。 戸惑うチャーンの前に現れたのは、チベットで"月の護符"を守っていた女性プニマ。 プニマはチャーンが"太陽の護符"に選ばれたと告げ、能力の扱い方を教える。 また、二つの護符の脅威を教え、ウサマ達のテロ計画を阻止しなければならないと話す。 超人となったチャーンは、グレースの作ってくれたヒーローの衣装を着て、ウサマ達を誘き寄せようと、マスコミに騒がれるよう行動を起こすが…。 普段、なかなか観る機会が無いタイ映画。 中身はまるっと、アメコミ・ヒーローなんですが("スパイダーマン"という単語も出てきました。確信犯です。)、確りタイ風味にアレンジされています。 これが意外に、ちゃんとした映画なので、実は驚きました。 脚本も破綻していないし、アジアン・テイストも良い。 台詞のあちこちに何気なく散りばめられている、洒落や茶目っ気の感性も面白い。 主人公チャーンの弟グリアンガイが、"妹"グレースになっている所は、オカマ天国のタイらしい演出。 街中に普通に象が登場する所も、タイよなぁと思わせる。 そして、これはアジア映画全般に言える特徴だが、戦う時は拳銃ではなく、肉体を駆使した格闘技。笑。 敵ボスの主戦力である女テロリスト・アリーナはエキゾチックでカッコいいし、護符を守るプニマもタイランド・ビューティーという感じで良い。 主役を演じるワサン・カンタウーも整った顔立ちで、爽やかなヒーローを感じる。 中東のテロリスト、ウサマ・アリ役の俳優さんが、どう見てもアジア人なのは微妙なラインだったが…。 テロリスト・グループは多国籍軍で、白人も含まれているので、使用言語は英語でした。 他の人達のパートは、勿論タイ語です。 タイ語も英語も喋れる俳優さんが羨ましかった…。 ↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jul 1, 2008 04:07:07 AM
[映画鑑賞記録] カテゴリの最新記事
|
|