テーマ:TVで観た映画(3914)
カテゴリ:映画鑑賞記録
監督・・・金子文紀 出演・・・岡田准一、櫻井翔、酒井若菜、岡田義徳、佐藤隆太、塚本高史、阿部サダヲ、山口智充、嶋大輔、三宅弘城、平岩紙、哀川翔、氣志團、ユンソナ、古田新太、森下愛子、小日向文世、薬師丸ひろ子、内村光良、他。 ・物語序盤・ 余命半年と宣告されてから、既に一年が経過した"ぶっさん"こと田渕公平。 死ぬ気配も無く、仲間と一緒にビールを飲み、野球を愛している。 夜中の海に浮かんでいたオジーこと小津裕次郎の溺死体を発見した、ぶっさん・バンビ、マスター、アニ、うっちーだが、彼等の前でオジーは息を吹き返した。 ある日、人気バンド氣志團から木更津でロックフェスティバルを計画していると聞かされ、ぶっさん達のバンド"キャッツ"は地元でのPR活動と前座を依頼される。 他のバンドのコピー曲では駄目だと言われたメンバー達は、注文されたラブソングを作ろうとするが、全く才能が無い。 一方、ぶっさんは山口が近所に開店した韓国パブで働く女性ユッケと、哀川翔主演のヤクザ映画を上映している映画館で知り合い、彼女に恋をしてしまう。 また彼の恩師でマドンナ先生だった浅田美礼は、元同級生でNY在住のアーティスト・村田ジョージと結婚すると舞い上がっていた。 しかし美礼に憧れていたぶっさんは、この男の身辺調査をして、胡散臭い事実を突き止めてゆくのだった。 これまた放置してあったビデオの中に録画されていました。驚き。 でも、「木更津キャッツアイ」を知らない私は、全然話に付いて行けず、ぶっちゃけ理解できません…。 かなり独特のテイストを持った作品である以上に、これは純粋にファンの為の映画ですね。 この映画から、いきなり入る事を許さない作風です。 良く判らないまま、取り敢えず観てましたけど、理解する為に、再度観ようと思える映画でもなく…。 ぶっさんという人物は、何度死んでも生き返る人みたいですね。 この映画の中でも、何処なのか謎の、お姉ちゃん達が暮らす南国の島で、死んで埋葬されたのですが生き返ってました。 最後も、余命は?と尋ねるぶっさんに、女医さんはあと半年と答えていましたし、いつ死ぬのか判らない人です。 全編通じて、ナンセンスな世界観なので、ストーリーを楽しむというより、不条理で荒唐無稽な世界を楽しむ作品なのでしょう。 ただ、前述したように、TVドラマ版を知っているという事が前提なので、説明が一切無く、映画だけを単独で観て、この世界に入り込めるかというと厳しいです。 物語には、内村光良演ずるジョージが、偽札作りに手を染めていて、木更津のメンバーが知らずに、札の絵を描いてしまった事で、事件に巻き込まれてゆくという、サスペンス的な要素も若干ありますが、基本的にナンセンスで、物語はあって無いようなものです。 この映画の感覚は、言葉で説明するのは困難ですね。(^_^;) 脈絡の無い、それぞれのシーンも、特に深い意味は無く、何となく滑稽なのね…という感じで。 エンドロールが出始めて、終わったかなと思ったら、海からゴミ怪獣が現れて、また一騒動あってと、要するに良く分かんねーけど、変なキャラクター達と一緒に、ノリと雰囲気で突っ走れという映画ですわ。 ファンの間では評価の高い作品ですが、観るならドラマから観ないとダメですね。 でも私の好みとは、ちょっと感覚がズレている気がします。 ナンセンス系、嫌いじゃないんですけどね。 兎に角、ドラマを知らない私には、これ以上のコメントは無理です…。 ↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Aug 22, 2008 10:45:26 AM
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