テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画鑑賞記録
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監督、脚本・・・黒沢清 出演・・・役所広司 吉岡登 小西真奈美 仁村春江 葉月里緒菜 赤い服の女 伊原剛志 宮地徹 オダギリジョー 精神科医・高木 加瀬亮 作業船の船員 平山広行 若い刑事・桜井 奥貫薫 矢部美由紀 中村育二 佐久間昇一 野村宏伸 小野田誠二 ・物語序盤・ 開発途中で放置されている湾岸地帯で、若い女性の他殺体が発見された。 彼女は大量の海水を飲んでおり、溺死と判明する。 身元不明の遺体から検出された指紋を照合した結果、それは担当刑事の吉岡登のものだった。 同僚の宮池は直感で、吉岡に疑惑を感じるが、口を噤んでいた。 事件現場に赴いた吉岡は、水溜りの中のボタンを見付けたが、それは自分の持っているコートのボタンと同じだった。 また、遺体の首に付着していた黄色い塗料は、吉岡の住む旧式のマンションで使われていた電線と同色のもの。 吉岡自身は女性を殺害した記憶は無いが、様々な痕跡が自分に符合するのを見て、不安に駆られてゆく。 そして吉岡の前に、不気味な叫び声を上げる、赤い服を着た女の亡霊が現れるようになった。 開発途中の埋立地という、時間の流れから取り残された世界に漂う、不気味な空気が良かったです。 ただ、明確な筋書きや答えの無い話なので、すっきりした謎解きを求める人には向かない映画でしょう。 不可解な薄気味悪さという、レトロで和風な雰囲気を楽しむタイプの作品。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Sep 6, 2008 11:53:17 AM
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