テーマ:映画館で観た映画(8561)
カテゴリ:映画鑑賞記録
"NIM'S ISLAND" 監督・・・マーク・レヴィン、ジェニファー・フラケット 原作・・・ウェンディー・オルー『秘密の島のニム』(あすなろ書房刊) 出演・・・アビゲイル・ブレスリン、ジョディ・フォスター、ジェラルド・バトラー、アンソニー・シムコー、クリストファー・ベイカー、マイケル・カーマン、マディソン・ジョイス、他。 ・物語序盤・ ニム・ルソーは海洋生物学者の父ジャックと二人、地図にも載っていない南海の無人島で暮らす少女。 彼女の学校は手付かずの自然と仲良しの動物達、そして本。 読書好きのニムが特に気に入っているのが、アレックス・ローバーという主人公が活躍する冒険小説だった。 その小説を執筆しているのは、アレクサンドラ・ローバーという女性作家。 アレクサンドラは冒険小説家でありながら、自分は極度の潔癖症で、家の外に一歩も出られない引き籠り作家だった。 彼女は現在、アレックス・シリーズを執筆中だったが、主人公が火山の火口に投げ落とされるシーンで行き詰まっていた。 インターネットで検索すると、火山の麓の暮らすジャックの記事がヒットする。 早速ジャックに、火山について教えを乞おうとメールを送信するアレクサンドラ。 だがジャックはボートに乗って、海に出掛けている最中で、メールを読んだニムは、大好きな"アレックス・ローバー"が助力を求めていると大興奮する。 そんな時、島周辺を嵐が襲い、海上で大波を受けたボートはダメージを受け、無線を壊してしまったジャックは、ニムと連絡が取れなくなってしまう。 更に大切な島には海賊船らしき船が接近し、ニムはヒーロー・アレックスに「来て!」と、助けを求めるのだった。 特に興味も無かったのですが、チケットを持っていたので、上映最終日に何とか行って参りました。 どうもジョディ・フォスターは作品に恵まれませんね。 何故、この映画に出演したんだろう? ジョディらしくない選択に思えました。 ファンタジー風味のコミカルな作品ですが、特筆すべき点もなく…。 悪い映画ではないと思いますが、何も心に残るものが無くて。 ファンタジー小説が原作なので、若干、子供っぽいです。 でも動物達は愛嬌がありましたけどね。 ペリカンは、お父さんのポートを発見して、魚を取ってくれたり、修理用の工具を持ってきてくれたりと、とても役に立つ子なんですけど、私は何故ペリカンの足に、手紙を結び付けないんだろう?と思ってしまいました。 あと、インターネットは繋がっているんだから、アレキサンドラも遭難したジャックの捜索願とか出してやれよ。 大人なんだから、子供と一緒に、ただ待っているだけって、本気で役立たずだな。(-_-) 「アレックスはピンチを救ってくれるヒーローなのに、どうして私が貴方を助けるのよ?!」と、詐欺だぁーって感じで怒るニムの気持ちも納得してしまう。 引き籠り作家が、南海の孤島に辿り着けただけでも奇跡なんでしょうけど。笑。 自分でも凹んでいましたが、本当に何しに来たんだか判らない助っ人でした。 取り敢えず、架空のパートナー・アレックスが消えて、現実のジャック(一人二役を演じていたジェラルド・バトラー)と出会って、浮世離れした人達は浮世から隔絶された無人島で、幸せの1ページ目を綴ってゆくのですが…。 でも無人島で暮らしている割に、暴風雨対策をしていない家には、幾ら児童文学でもツッコミ入れたくなりますよ。 窓すら閉まらないんだから…。 負傷した時の為の常備薬も置いていないのは、無人島生活を舐めているとしか思えん。 ↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Oct 25, 2008 11:25:59 AM
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