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MY HIDEOUT ~私の隠れ家~

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Oct 31, 2008
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カテゴリ:映画鑑賞記録
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監督・・・平野俊貴
原作・・・武論尊、原哲夫
ナレーション・・・藤岡弘、
出演(声)・・・阿部寛 ケンシロウ
石田ゆり子 ユリア
朴路美 ダン
今野宏美 アモ
難波圭一 ヤマン
冨永みーな サヤ
玄田哲章 グルマ
飯塚昭三 シスカ
千葉繁 ジニア
桐本琢也 シン
小山力也 ジュガイ
青野武 フウゲン
稲田徹 ガデス
大塚周夫 リュウケン
中田譲治 昆虫男1
立木文彦 昆虫男2

・物語序盤・
宿敵ラオウを倒したケンシロウは、ユリアを連れ、崩れ落ちた寺院へとやって来る。
そこはかつて、ケンシロウがユリアと結婚式を挙げようと思っていた場所。
ユリアはお腹に宿った子の為に、ケンシロウの辿ってきた道程を聞かせてほしいと頼む。
時は遡り…、シンにユリアを奪われ、深手を負い、独り狼達の徘徊する荒野で生死の境を彷徨っていたケンシロウ。
そこへ旅の親子連れが通り掛かり、瀕死の彼を助けようとするものの、突如現れた奴隷商人グルマの奴隷狩りに遭い、一家はケンシロウと共に拉致される。
彼等の連れて行かれたゲッソウ・シティは、奴隷売買で反映する要塞都市。
支配者シスカは、元コンピューター・エンジニアで、この時代には滅したと思われていた科学技術で、人々を服従させていた。
グルマは核戦争前はシスカの勤務する会社の社長だったが、今ではシケた店で奴隷を売る日々。
狼を異様な方法で殺したケンシロウを掘り出し物として売り出し、一儲けしようとするグルマだったが、シンによって負わされた傷のせいで、ケンシロウは真の力を発揮できない状態にあった。

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全5部作シリーズの最終章です。
今回は「ZERO」という事で、北斗神拳の第64代伝承者ケンシロウが、最愛のユリアを奪われてから救世主への道を歩み始めるまでの空白の一年間を、完全オリジナルストーリーで描いております。 
エンドロール後に、動画ではなく"絵物語"で、ケンシロウと、リンとバットとの出会いのエピソードが綴られています。
ここから、最初に繋がるよという感じで。
でも静止画と黒塗りバックに台詞が交互に出る演出は、漫画を読んでいるようで、このセンスは微妙だなぁ。

阿部ケンシロウもこれが見納めという事で、今回は頑張って映画館で観てきましたよ。
恥ずかしくて客席が見られず、俯いたまま急いで前列に着席。おい。
だって、お兄ちゃんばっかりなんだもん。
顔を隠す仮面を貸してくれ。ジャギのマスクとか。笑。(〃∇〃)
石田ユリアの北斗百烈拳並みの棒読みも、これでお別れかと思うと寂しい。
でも出てきたのはオープニングだけで、後はケンシロウ以外は、プロの声優さんばかりだったので、普通に観られたョと安心してしまった。
逆にフツー過ぎて、肩透かしかも。
阿部ちゃんは、最初から上手いなと思っていたので、特に遜色無く悩めるヒーローやってました。

ユリアは病魔に侵されているのに、今頃身籠りましたって…。
そのお体で、出産は無理ではなかろうかと。(-_-)
確かラオウに、ちょっとだけ寿命が延びる秘孔を突いてもらって、辛うじて生きてる程度だったような記憶が…。違ったかな?
何度も申しますが、不治の病=咳き込む、の発想、やめてくれって。

拉致された一家の少年ダンは、実は女の子ダンネなんですけど、帽子を取ったら、サラサラの金髪ロングヘアー…。
それは、どうよ。
女の子だと危険な所ですから、男装するのは正解として、ロングヘアーも切れや!
ケンシロウも「女の身には、酷過ぎる光景だろう」(こんな感じの台詞)ってさぁ、相変わらず、女見下してるよなぁ。
まあ、男目線で描いた男向けの話だから、女の子は守られるだけのか弱いものという設定も致し方ないんですけどね。
でも暴力が蔓延する世界で、女も子供も無かろうて。
優しいふりして、実は見下してるんだわ。

今回はメイン以外は、全てオリジナルキャラクターですが、結局みんな、時代に翻弄された悲しい人達だったのね。
お笑いキャラかという奴隷商人グルマも、他の街の住人同様、家族をシスカに人質に取られている。
しかし、5歳になったばかりの息子…って、ロケットの中の写真、プリティー過ぎるから。
絶対にアンタの子じゃないでしょ。
街を攻撃してきたジュガイは、シンの兄弟弟子で、牢屋で同居人になったフウゲン爺さんの弟子。
ジュガイも妻子を殺されて、ブチ切れてしまった人でした。
まぁ都合良く南斗聖拳のお師匠様が現れるのね…。笑。
シンに足の腱を切られましたって、お爺ちゃん達人なのに弱いし…。
ついでに、悪辣な支配者シスカにも、亡くした娘が居て、実は可哀想な人だった。
名前モモ。やめて、その名前だけは…。(>_<)

全体的に漫画チックなストーリー展開でしたね。
真救世主伝説は、原作にあったお笑い要素を排除する方向性で作っていたと思ったのですが。
ここへ来て、キャラデザインが完全にコミカルモード。
漫画チックだから、楽しんで観られたというのも事実ですが、最後だから、もう少し重い展開でも良かったかな、個人的には。

で、最後に、いつもの台詞を。
そこ、何処の国ですか?皆さん、何人ですか?

プロテイン摂取も筋トレも、ほどほどにせんと、体壊れるよ、キミ達。(~_~;)
え、違うの?ドーピングやDNA操作無しで、人間はあの肉体を作れるのか…。

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最終更新日  Nov 2, 2008 01:13:58 AM
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