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カテゴリ:映画鑑賞記録
"PENELOPE"
監督・・・マーク・パランスキー 出演・・・クリスティナ・リッチ ペネロピ ジェームズ・マカヴォイ マックス キャサリン・オハラ ジェシカ・ウィルハーン ピーター・ディンクレイジ レモン リチャード・E・グラント フランクリン・ウィルハーン サイモン・ウッズ エドワード・ヴァンダーマン Jr. ロニ・アンコーナ レニー・ヘンリー リース・ウィザースプーン アニー ニック・フロスト ・物語序盤・ 昔々、イギリスの名家ウィルハーン家の子息が、メイドを孕ませた挙句に捨て、彼女は傷心のあまり崖から身投げした。 彼女の母親は魔女で、報復にウィルハーン家に豚の顔をした娘が生まれるという呪いを掛ける。 それから長い間、ウィルハーン家には男の子ばかりが生まれ、呪いの事も忘れ去られていた。 しかし現代、呪いを受けて以来、初めての女の子が、フランクとジェシカ夫妻の間に生まれた。 彼女の鼻と耳は豚のそれだった。 ショックを受けた母親は、娘ペネロペを守る為に、彼女を死んだ事にして、屋敷の中に隠す。 そして呪いを解く方法である、ペネロペを愛してくれる名家の男性との結婚の実現に、全ての努力を注ぐのだった。 だがお見合い相手は悉く、ペネロピの顔を見た途端、豚人間と仰天して逃げてしまう。 その一人だったエドワードは、新聞記者にペネロペの秘密を喋るが、逆に妄想癖があると記事にされてしまう。 名誉挽回したいエドワードは、かつてペネロピの写真を撮ろうとして、ジェシカに片目を潰された記者レモンと結託し、ギャンブルで落魄れた名家の子息マックスを雇って、ペネロピの暴露写真を撮影させようとするが…。 ペネロ「ピ」という所が、子ブタちゃんぽくて可愛いですね。 ペネロープやペネロペと表記していたら、このキュートさは表せない。 兎に角、可愛らしくて、観ていてほっこりする映画です。 お伽噺なので、ショッキングなエピソードも無く、ハッピーエンディングである事も事前に判っていますので、安心して観ていられます。 たまには、こういうタイプの映画も良いですよね。 映画の内容から離れますが、主演のクリスティナ・リッチ、映画に出る時は決まってカールしたブルネットで、目の下に隈があるようなメイクで登場しますが、普段は普通のとても綺麗な女性なのですね。 インタビューが収録されていましたが、ブロンドのボブで、一見して彼女と判らない容姿でした。 何故いつも"怖い顔メイク"なんだろうと思っていましたが、あのスタイルは、彼女の映画用のキャラクター設定みたいなものなんだな、きっと。 「アダムス・ファミリー」以来の。(^_^) 撮影中に一番感銘を受けた相手はと問われ、母親役のキャサリン・オハラを挙げていた彼女。 アドリブも連発して、非常にウィットに富んでいる女性であると、そんな話をしていました。 確かに、この映画、お母さんのジェシカが居ないと始まらない。 主役はペネロピですが、ストーリーを動かす機動力はジェシカです。 娘の呪いを解こうと、全力を傾ける母親。 でも、ちょっとズレてる所がユーモラスであり、ペネロペを困らせたり傷付けたりしてしまう原因でもあります。 本当に、彼女さえ、ありのままの娘を受け入れ、愛していたら、問題はもっと早くに解決していた訳で。(~_~;) 御免なさいと、謝罪していても、やっぱり「もう少し鼻を高くしなさい」等と懲りない母です。 お父さんは完全に尻に敷かれていて、存在感希薄ですね。汗 まぁ、家庭は、かかあ天下の方が円満です。 遠慮がちに見守るお父さん、存在感薄いけど好きですわ。 マックスがペネロピの求婚を拒絶したのは、金目当てではないと言いたかったのかと思いきや、呪いに関する重大な秘密がありましたか。 彼の正体については、ちょっぴりサプライズ。 豚の鼻は、上手く着いていますね。 本物の鼻のようでした。 製作に名を連ねるリース・ウィザースプーンが、気の良い街の女の子を演じて、美味しい役どころを持って行っていました。 しかしコミカルに徹しているものの、本当にあの容姿で生まれたら悲しいよね…。 カミングアウトした娘に、母親が「みんな、貴方を喋る豚だと面白がっているのよ。」というのが、痛いけれど真実なのかもしれない。 お伽噺なら呪いは解けて、美女に変身できるけれど、現実はねぇ。 でも、この映画はチャーミングで、素直に好きです。 ↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Apr 12, 2009 09:39:22 AM
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