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突然、別れがやってきた。
視界を遮るほど立ち込めた煙草の煙。 笑い声と、アンプにつながないシャカシャカというギターの音。 学部時代に数え切れないほど夜を明かしたスタジオが、・・・閉店。 普段使う電車に乗ってると一瞬見えるそのスタジオには、またいつでもいけると思っていました。でも、そのスタジオに「住んでる」とまで言われたほど、篭って練習したバンドのメンバーも、就職して散り散りに。そんななか、突然に舞い込んだ悲報でした。 でも、年末、ラストセッションが開催されるという連絡が。 東京を離れたドラマーも、ギタリストも(ちなみに僕はベースですが)、戻ってきます。学部1,2年のときにオリジナルの曲なんかを演奏して遊んでいたバンドも時間をもらえるようです。 昔演奏していた曲を部屋の奥から引っ張り出して聞いてみると、1,2年のときに通っていたキャンパスや、よく遊びに行った先輩の家の近くの景色をうたったものが出てきて、胸の奥をくすぐりました。詞にうたわれている景色だけじゃなくて、歌詞を考えたり、ベースラインを考えたり、ライブ前に練習したりしていたときの風景やメンバーのやりとりまで思い出されます。 最後の最後まで、スタジオACTは、日常に忙殺された生活に潤いを与えてくれました。 ありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.30 23:28:41
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