テーマ:ひとり言・・?(17610)
カテゴリ:飲
大学の前にある、いきつけの居酒屋。
酒を酌み交わす、見慣れた顔。 先生と僕、残りは全員、学部の4年生と3年生。今日の新年会は、学部4年生の卒業論文提出にあわせて開かれた。 4年生は卒業論文提出の後の開放感に浸っていたが、3年生は今日、就職活動の本格化を前に、他己分析をし合ったという。居酒屋での見慣れた風景だったが、今日は違った。開放感に浸る4年生と、今後の就職活動に不安を抱えた3年生との対照が印象的だった。 4年生もきっとそうだと思うが、僕も、できるかぎり就職活動をしていた当時の気持ちに戻って、3年生の気持ちを酌んでアドバイスをしてあげたいと思っている。ただ、とある本で読んだところによると、 「人間は直感的に決断を下し、その後、まるで理性的な判断をしたかのようにその直感を正当化する」(ケビン・ホーガン) ・・・確かに。僕が就職活動していた当時、あるいは就職先を今の会社に決めたときの感覚と、今、当時のことを回想して話すことは明らかに違う。時間を経るごとに、きれいに説明できるようになっている。 僕は、直感的に判断することをまったく否定しない。 判断力がつくってことは、直感的な判断の精度を経験によって高めていくことだと思っているから。 それに何より、直感的な判断、本能的な判断は、裏切らないから。 「直感的」って言葉が適当かどうかはわからないけれど、3年生にも、これからの僕にも、自分に嘘をつかない、腹の底からの声に耳を傾けた上での判断をしていってもらいたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.18 02:04:20
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