今日のニュースで日本航空がついに法的整理で再生を目指すことが決まったとあった。おかげで株価はストップ安で37円まで転げ落ちたとのこと。新政権にだらだらと散々もてあそばれ株価はどんどん落ち続け顧客離れもどんどん起きてきたがそんな陰でもしっかりもうけた連中もいるらしい。何回も資産査定を行った連中(会社)などもその一方だと報道されている。
ところでタイ航空に二つのニュースがある。イギリスのリサーチ会社「スカイトラック」とタイ航空上層部が会談してタイ航空が五つ星を目指すというもの。機内食の改善とビジネスクラスの座席改善が進めば五つ星が取れる言われておりその改善を進めていくとあった。全日空はすでにこの春から互い違いの配列にしたスタッガード方式の座席導入がPRされている。UAのビジネスもフルフラットシートが採用されている。現在五つ星はキャセイパシフィック、アシアナ、シンガポールなど6社、四つ星はタイ航空含め26社が認定されているという。JALも一日も早く再生し五つ星への仲間入りを目指してほしい。
一方年明け、こんなニュースもあった。こちらはリストラの話。タイ航空に勤める客室乗務員の若返りを図るべく45歳以上の客室乗務員に30ヶ月の退職金を支払い早期退職を進めるというもの。タイ航空の客室乗務員の給与はベテランで10万バーツ、若手が3万バーツで客室乗務員は6000人でうち4800人が女性、平均年齢は35-38歳、45歳以上は800人いるとのこと。ライバルの航空会社バンコクエアウェイズ、エアアジアなどは平均年齢が28歳でやっぱりタイ航空は年寄りなのだな。早期退職には200人程度が応じると見込まれており予算は3億バーツを計上しているとのこと。
JALも再生に向けて早期退職の勧奨があるのだろうがタイ航空のように退職金30ヶ月上積みとはいかないんだろうな。