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カテゴリ:事件
今週は14日から反政府運動(タクシン派)の反独裁民主戦線(UDD)が100万人集会のデモやるとして世間を騒がせている。14日は全国から100万人集まるということであったが地方からの流入に対して厳しい検問が行われたようで結局10万人のデモとなったと報道されている。
写真はバンコク週報誌よりSukumvit通りのデモ行進 本日17日はアピシット首相の自宅に押しかけるというのでその首相宅のあるSukumvit通りは日中に相当渋滞が起きた様子。首相の自宅は Soi31にあるがここは私の通勤コースで朝から空き地という空き地、駐車場に大勢の黒服、ヘルメット姿の警官、軍人が動員され警戒に当たっていた。首相宅はEuro Inn Hotelの対面にあるが直径1m大に巻かれた有刺鉄線で塀を取り巻き2車線の一方通行路を1車線に規制して警戒に当たっていた。 UDDの戦術はデモ参加者から10CCづつ集めた血液を市庁舎や、首相自宅にばら撒くというのが今日の戦術であった。真っ先に心配するのは注射針の使いまわしがあるのでは?ということであるが報道によると完全に使い捨てで感染症の不安は拭い去られたようだ。 UDD幹部の息子でチュラロンコン大の研修医は採決は規定の国際水準で行われ衛生面での問題は全くなかったと話しているとのこと。採決にはUDD支持者の医療スタッフ500人があたったとのことであるが看護助産評議会は「医療、研究以外の採決は違反」として、採決にかかわった看護士らを処分するといきまいているようだ。 このとっぴな戦術はかつてアピシット首相が「国民の血を踏みつけてまで職務を遂行できない」と述べたことに対し首相が約束を守るかどうかの踏み絵ということらしい。 今日のデモはピックアップトラックに乗ったデモ隊は音楽と歌で盛り上がり沿道の支持者に手を振り、さながらタイ正月の水掛祭り(ソンクラーン・今年は4月13日から)のようであったとのこと。帰宅時間の7時ごろには渋滞は全く見られずいつもより早く帰宅できたほどであった。 BangkokPost誌より ”血戦”の現場 BangkokPost誌より ”血戦”の後始末 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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