今日の一日

　

　イギリスの航空会社調査会社SKYTRAXが発表した２０１０年版エアポートランキングによるとバンコクのスワナブミ空港がトップ１０に入った。
１０位までのランキングは
　１：シンガポール　チャンギ空港
　２、ソウル　インチョン空港
　３、香港
　４、ミュンヘン
　５、クアラルンプール
　６、チューリッヒ
　７、アムステルダム
　８、北京
　９、オークランド
　10、バンコク　スワナブミ空港
　この評価は調査会社が実施したグローバル旅客９８０万人によるサーベイ結果である。
スワナブミ空港は２００８年の３７位、２００９年の１６位から１０位に登ってきた。開港後地盤沈下やトイレが少ない、案内板が小さい、などの旅客利便性などで評判が悪かったのが改良されてきた結果であろう。そういえば待合室の鉄板のいすにクッションが取り付けられてひんやりとして冷たい雰囲気がちょっと暖かな雰囲気になってきた。

「次はＴｏｐ５に入るようがんばるのだ」と空港会社のゼネラルマネージャー氏の談である。　今年はコンサルタント会社に1億バーツ（2億7千万円）を投じてイメージアップを図る一方、施設面では第2期拡張予算として625億バーツを投じてコンコースやパッセンジャーターミナルの拡張を6年かけて実施し、年間旅客処理能力を現在の4500万人から6000万人に引き上げる計画だという。





　日本は０９年度関西空港が６位であったがＴＯＰ１０から姿を消してしまった。航空行政、経営難、国威、地位沈下などで、もうどうしようもないのかも知れないが。
　前原国交大臣がひところ羽田のハブ化の発言もあったがその後盛り上がらないままになっている。
国土の狭い日本にとって成田の拡張は望めないのであれば羽田といかに両空港を有機的に繋ぐかという知恵を絞る努力すべきではなかろうか。両空港を大深度リニアで３０分でつなぐ、乗り換え客は無料にするなど航空特別財源を不要な地方空港をつくるよりこんな所に使えれば、また日本の技術力向上、雇用増、国威など揚がるのではと、とうしろが考えている。。。