|
カテゴリ:災害
本日の今回26名の支援隊は二手に分かれて片方は箱崎の瓦礫片付け隊と大槌町のキラリベースの片づけ隊があてられ、自分はキラリベースに向かうことになった。遠野市から釜石を経由して1時間半、釜石から約10km北上した大槌湾を遠くにのぞむ大槌北小学校が活動の場である。遠野と釜石の間に高い山があり長いトンネルを2つ抜けなければならない。この山に暖気が遮られるのだろうか、釜石では桜が満開であったのだが遠野のさくらのつぼみはまだ固かった。しかし遠野もつくしが芽を出して春はもうすぐそこまでやってきている。 新日鉄釜石近くの桜 遠野のつくしんぼう 昔、40数年前1週間かけて車で東北一周をやったがそのときに気仙沼からこの大槌を抜けて陸中海岸を宮古に向かって北上したのだがほとんど記憶に無い。大槌北小学校は津波で1階が被災し天井まで汚れがこびりついているがすでに清掃がなされておるものの体育館の破れた壁が津波の恐ろしさを感じ取ることができる。2階から外を見ると家の土台だけが残っているが雑草などが生えだすと津波の爪あともだんだん薄れてくる。 今回の活動はこの被災した大槌北小の2階に集められた支援物資を整理して100人規模のボランティアを受け入れる施設の準備をする仕事であった。校庭であったところに仮設の商店街が作られ小学校の窓にはこいのぼりが飾られて「支援ありがとう」の看板が心を和ませる。 ボランティアの人々が機敏に動き回り予定より早め早めに片付いていく。次回またここに来た時はここに宿泊するのだと張り切っているボランティアがほとんどだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.02 11:08:33
コメント(0) | コメントを書く
[災害] カテゴリの最新記事
|