Will you Dance?
NHKの今日の放送でアンジェラ・アキのSong Book in Englishが最終回を迎える。この放送を初めて耳にしたのは2月2日の深夜であったのだが帰国のための本など整理しているときに流れてきたのはJanis IanのWill you Dance?であった。 この番組はアンジェラ・アキが英語のPopsを翻訳しながら解説し、それを講習生が日本語で詩をつくり変えて発表するという面白い番組でいっぺんでファンになった。 アンジェラ・アキは08年にNHK全国学校音楽コンクール中学の部に課題曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を提供し、一躍ブレイクしたのだが、当時中学のコーラス部がこの課題曲を練習しコンクールにのぞむドキュメンタリー番組などをみて以来自分的には気になる存在であったのだ。当初その容姿から外人かなと思っていたら徳島県出身でイタリア系アメリカ人を母に持つHalfとわかって「納得」というわけである。 Anjera Aki Janis Ian このWill you Dance?は我が若き頃夢中になったJanis Ianの曲なのだが放送で講習生にジャニス・イアンを聞いたことがある人という問いかけに手を上げたのは寂しいかな、2-3人しかいなかった。Love is Blind や At Seventeen とか Stars とか,いい曲がたくさんあるのに。。。 アンジェラ・アキの詩の翻訳とそれを掘り下げて解説するのを聞いてあらためてこの曲の魅力を再発見したのであった。おいらはどちらかというとメロディーとリズム中心派であまり詩については気にしないたちなのだが詩を深く気にして聞くとまたその曲の魅力が一段と増してくる、あるいは新しい魅力を再発見する。 歌謡曲でもそうです。たとえば川島英五の{時代遅れ」 ♪♪昔の友にはやさしくて、かわらぬ友と信じこみ あれこれ仕事もあるくせに 自分のことはあとにする ねたまぬように あせらぬように 飾った世界にながされず♪♪♪。フレーズのひとつひとつが心にしみ込みませんか。 横道にそれました。 このアンジェラ・アキのSong Book in Englishは普段何気なく聞いている音楽の新しい魅力を再発見する、それを手助けしてくれる番組であったのだ。もっと続けていろいろな曲を取り上げてほしかったなあ。 この3ヶ月で取り上げた曲はWill you Dance?のほかにBilly Joelの Honesty、Boz ScaggsのWe`re All Alone、MadonnaのMaterail Girl、Cyndi LauperのTrue Colors、BadfingerのWithout Youなどでした。