カテゴリ:家族
丁度一年前に新築した我が家に初めて叔父さんが来てくれた。
皆実家には集まるけれど、なかなかこうやって嫁いだ姪の家には行き来しなくなったものだ。 でも5人兄弟の末っ子の叔父さんは、色々と気を遣ってくれたのだろう、遊びに来てくれた。 私は凄く嬉しかった。 実家にいる時のような御もてなしは出来なかったけれど、叔父さんと叔母さんは2時間近くおしゃべりして行ってくれた。 たわいもない話から、涙を流しながらの話。 そもそも、1年前に祖父をなくし、先月祖母をなくし、叔父さんにとってみれば(もちろん私の母にとってみても)両親をなくしたわけで。 私はそうやって祖父母がいなくなった事で親戚のつながりが薄くなる事が一番恐い。小さい頃からいつも皆一緒でお正月、お盆に関係無く常に20人以上になる大家族が集まっていたから。両親だけでなく叔父叔母にも育てられたような気もしている。 だから、いつまでも一緒にいたい。家族、親戚と疎遠になりたくない。 きっとその叔父さんは私の気持ちを悟ってくれていたのだろう。 小さい頃の話から、仕事の話、家族の話、夫婦の話...。 たくさんの事を一生懸命話した。それを真剣に聞いて真剣に受け答えしてくれる叔父さん。やっぱり血を分けた肉親だね、私の事、よく分かってる。旦那よりもよく分かってた。さすがっ!嬉しかった。 きっと叔父さんも疎遠になるのは嫌なんだよね。だって、自分の実家だもん。自分の兄弟だもん。 でもこのご時世。何かと忙しく、おろそかにしようもんならば簡単に疎遠になってしまいがちだ。そうはなりたくない。 大好きな叔父さん叔母さん。 今までも私の成長を見守ってくれていたように、これからもずっと見守っていて欲しい。 だから遠慮なんかしないでいつでも遊びに来て欲しい。 そう言って見送った。 今度は私がおじゃまするんだから(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.26 23:06:53
|