私の活きる道

私の両親は幼なじみなんです

父の家（要は私の実家）の真向かいが母の実家。
父は長男なので母をお嫁にもらったわけです
ゆえに私の叔父叔母たちは両家とも幼なじみなんです。

『いつから意識し始めたの？』
と、最近からかって聞いたことがあります
すると父が、
『地区の旅行で船に乗っていった時、皆船酔いしてしまって、なぜか俺だけ全然酔わなくて。その時介抱してやったのがたまたまお母さんで、いいなぁと思ったわけ。』
私『ふ～ん、手をかけちゃったわけね』
父『いや、そう言ったら言葉が悪いだろ。。。』

父『デートする時なんか大変だったんだぞ。出かけてきますと向こうの親（私の祖父）に言いにいくと、必ず毎回姪っ子（私のいとこ）も一緒に連れて行けって言われて』
私『なるほど、おじいちゃんは、お父さんがお母さんに変な事しないように美樹ちゃん（いとこ）も連れて行けってあずけたわけね』
面白い。そう簡単には結婚させないぞとおじいちゃんも必死の抵抗だね。

昔、夏休みになると皆が『お母さんの実家に遊びに行くんだぁ』って、やれ飛行機に乗ってだの、やれ新幹線に乗ってだの言っているのを聞くとすごく羨ましいものでした
だって私は歩いて１分もかかんないんだものむしろ行かなくても話ができちゃうもの。

でも母も大変だったろうと思います。
昔、祖母と喧嘩して泣きながら走って出て行ったことも
行く先は目の前の母の実家。
帰りたくなくても、実家で帰したくなくても帰らなきゃいけない。当たり前だけど。
母と父が生まれる前から、両家の祖父母は付き合いがあるわけだから。

でもまあ、いい事も悪い事もどこの家庭とも同じようにあるわけであります

そんな昔話を父の母（私の祖母）と話しているとまたもやびっくりする話をし始めました。
『昔ね、お母さんにおっぱいあげてた。』

・・・
『え～何で人んちの子に自分の母乳あげんのよっ』
『昔はそういうの普通だったんだよ』
と、何にも不思議は無いという顔で話す祖母。

良く話を聞くと、私の母は双子（男と女の双子）なんですが、双子に母乳をやるのは大変だと、祖母と祖母が話して、じゃあ私も手伝うと母に母乳をあげていたという。
父と母は誕生日が８ヶ月くらいしか違わないから母乳が出ていた。。。とはいえ。
同じおっぱいを二人で吸ってたなんて。。。変な話

両親に恋愛感情があったなんて考えられないけど（笑）両親の運命だったのかもなぁと思うんです