探偵物語 赤川次郎
文庫: 266ページ 出版社: 角川書店 (1984/01) いまいち営業不振な探偵事務所に新しいお客がやってきた。それは「お嬢様の護衛をやって欲しい」というものだった。さて、誰にやらせようか・・・そうだあいつだ! あいつ「辻山秀一」は何をやらせても失敗続きで、浮気の現場を押さえ写真を撮ったらフィルムが入ってなかっただとか、盗癖癖のある主婦を付けていたら不審に思われ辻山が捕まってしまったり、レンタカーで接触事故を起したり散々である。ボスに「今度しくじったらクビだ!」と言われている。 ある日、その探偵事務所の辻山のところへ高峰刑事がやってきて「おまえの別れた女房が男を殺した」とのことであった。しかもヤクザの親分の息子らしい。 さて、お嬢様(直美)の尾行を開始した辻山であったが、すぐにばれてしまい「誰が頼んだか分かってるわヨ」と言われ、結局堂々と尾行?というより付き人と化してしまったのだ。w そして、直美のボディーガードから帰った辻山は、一人暮らしのアパートに着くと、「おかえり」「ああ、ただいま・・・っておい、誰だ」と思ったら別れた妻、殺人を犯した妻が座っていた。 私がたしか中学生の頃に流行った作品で映画化もされた。 今は亡き、私が大好きだった松田優作、そして薬師丸ひろ子が出演の映画だ。 なんか懐かしいのとどんな内容だったっけ、と思い読んでみた。いやー、さすがは赤川次郎さん素晴らしいですね。 すぐ読めちゃうのですが、おもいっきり楽しませてくれます。探偵物語 本体価格 460円 (税込 483 円) 探偵物語(期間限定)(DVD) ◆20%OFF!販売価格 2,632円 (税込 2,764 円)