上役のいない月曜日 赤川次郎
文庫: 289ページ 出版社: 文藝春秋; 新装版版 (2008/11/7) ◎上役のいない月曜日 当座のしのぎの為、適当な会社に強盗に入ろうとしている男がいた。 文具を扱う会社では社長を筆頭に幹部が全員休んでいて、そんな中問題が色々と発生し・・・。◎花束のない送別会 不動産取引をしている中小企業に勤める葉山が出張から帰ると、なんと自分の机に知らない男が座っていた。 何の勘違いなのか夢なのか、自分が退職したことになっていて・・・。 事の結末には横領と女が絡んでおり・・・。◎禁酒の日 辞めた部長の代わりに誰を起用するか、係長の関口は社長に聞かれる。社長より部下の方が上司のことを良く分かっているから、ということらしい。 候補は二人いた。 だが、関口の女房がどちらか一方と関係を持っていることが分かり・・・。◎徒歩十五分 団地へ引越しをした岡田だったが、はじめて会社からの帰り道、家の近くまでは来たのだが、番地も忘れてしまい迷子になってしまった。◎見えない手の殺人 恋人の父親と言い争いになって、殴られた拍子に突き飛ばしたら、打ち所が悪く死んでしまった。 だが、何故か触れてもいないはずの内臓が破裂しており・・・。上役のいない...価格:530円(税込、送料別)