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カテゴリ:食関連
1泊2日の「おいしいハーブと山菜ツアー」では、たっぷりとおいしいものを召し上がっていただいた。
到着してすぐに召し上がっていただいたお弁当「妙高の玉手箱」は、とてもおいしかったとのご感想。私もいただいてみたが、見た目もきれいで山菜や地元の野菜をふんだんい使い、満足度の高いものだった。今後、このお弁当をご紹介していきたいと思う。 お弁当屋さんへのご提案としては、お品書きを添えることと弁当箱のグレードアップだ。 山菜や地元野菜などは知らない方も多い。これは何だろうと思いながら召し上がっていた方が多いと思う。そして食材の産地明記(妙高のどこそこというように)があれば尚よいと思った。 2段のお重だったのだが素材がプラスチック。価格の関係もあるのだろう。もう少し値段を上げても妙高産杉を使った弁当箱だったらよりいいんじゃないだろうか。 昼食後はハーブの植栽を雨の中行う。作業後供された村越シェフのハーブを使った軽食も絶品。手作りソーセージを挟んだ焼きたてパンのサンド、ルバーブジャムなどなど。 ソーセージ作りの実演と試食もあり、「うまい!」の声がたくさん聞こえた。 ハーブの花を焼き込んだサブレは見た目も美しく、東京からいらしたお客さんの一人が「これは東京で売れますよ」とおっしゃっていた。 こんな感じ 夕食は地元の人が運営している「ゆらり館」にて。板前さんが腕を振るってくれて、旬の山菜の創作料理などが上品に並んだ。天麩羅などにでた山菜はその日の朝に採ったばかりの新鮮なもの。 実は打ち合わせの時に板前さんも同席していただき、細かい相談をしたのだ。お客様の年齢層やお料理の好み、これまでお客様からいただいたクレームなどから、夕食の献立を考えていった。 クレームというのは実はたいへんに勉強になるのだ。 打ち合わせの最中、初対面の板前さんは厨房から「こんなのはどうだろうか」と小皿数枚に料理を持って来てくれた。その味と板前さんの情熱と職人魂みたいなものに「間違いない」と思ったのだった。 私もいただいたがお料理は非常においしかった。量も中高年団体にはちょうど良いと思う。 ひとつだけ改善点があった。ご飯の味が期待したほどでなかったこと。これはすぐに責任者と板前さんに伝える。改善する手だてをその場で相談。米の研ぎ方にふた手間み手間ほどかけて、日本一おいしいと地元が自慢している矢代米を、もっとおいしく炊くよう頑張ってもらう。 朝食ではご飯のお替わりする方が多かった。 朝食後、まだ雪の残る山へ地元の方に案内され山菜採り。宿の周りでも山菜採り。 標高差があるので、早春から初夏の山菜が揃った。またハーブに詳しい方が大半だったので、チャイブの花なども食材になる。 それらを料亭で料理人として働くお客様が外で天麩羅にあげてくれた。 あげたてに塩をふったり、そのままで食べる。山菜天麩羅の野点である。 そば打ちもする。東京でそば屋をやっている方にご指導いただき、たっぷりのそばを打った。 「ゆらり館」のある地域では、冷たいそばを温かい鶏だしの汁でいただくという。汁だけでもおいしい。たっぷり用意してあったはずの汁は空になった。 到着から出発までほぼ完全に妙高の食材を召し上がっていただいた旅行だった。 バスの中から笑顔で大きく手を振って帰られていった。 ご満足いただけたようで、とても嬉しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 1, 2008 10:51:11 PM
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