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カテゴリ:食関連
本日はアルゴスの天気予報通り曇り時々はれ。昨日より涼しく過ごしやすかった。夕立もなかった。夜は星空。
☆ キャンプで作るカレーは、どうしてシャバシャバになってしまうのか。 夏休みにキャンプや野外調理を計画していらっしゃる方のために、極意を伝授しよう。 水が多過ぎるんです。 当たり前と言えば、当たり前。 ちゃんと計ったのに、と思う方もいらっしゃるだろう。例えば子どもなら一人分200cc、大人なら300ccとしてきっちり人数分の水を加えても、ルーが足りなくなるということがしばしばある。(私もあった) ルーを追加し、結局大量にカレーが残ってしまうという経験をお持ちの方は多いのではないだろうか。 野菜から出る水分を計算に入れていないから、このようなことが起こるのだ。 失敗せず、おいしいカレーを作るには以下のやり方をお勧めする。 まず鍋に油をいれたっぷりのタマネギ、ニンニクをいれる。飴色になるまで炒めたい方はどうぞ。でも透明になるくらいで大丈夫。その頃には、少しずつタマネギから水分が出てくる。 その後、にんじんなどの固い野菜や肉を入れていく。肉は事前に生姜とニンニクのすりおろし、塩こしょうで下味をつけておくとよりおいしくなる。 夏なら、旬の野菜をたっぷりいれたい。ズッキーニ、なす、かぼちゃ、おくら、トマトなど。 夏に気をつけたいのはジャガイモ。傷みやすいので、夏の屋外調理に私は入れない。 肉と野菜を入れた鍋を、焦げ付かせないよう気をつけながら、蓋をして加熱していく。水分がどんどん野菜から出てくる。大人数分を作った時などは、材料ひたひたまで水分が上がってくる。 この時点で、鍋の直径と水分の高さで体積を計算する。しゃもじなどで高さを測ればよい。大雑把でよい。 小学生40人で8リットルと考えていた時、加えた水はなんとたったの500ccであった。 固形ルーは包丁で薄く刻んでいれるとよい。味見をして塩など加える。あとは、とろみ具合を見ながら水を微調整する。 野菜からのスープで作ったカレーは大変においしい。 ちょっと自慢めくが、「今まで野外で食べたカレーの中で一番おいしい」とアウトドア経験豊富な方に言われた。 最も嬉しかったのは、「カレーは大嫌い。赤ちゃんの時からずっと嫌い。特にカレーのルーの味が嫌い。ハヤシライスなら食べられるのに。」と言っていた小学低学年の子。恐る恐る少量を取っていったが完食。そして言った。 「家のカレーとルーの味が違う」。 もちろんこれはルーのメーカーの違いを指しているのではない。 というわけで、野菜から出る水分量を考えてお作りくださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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