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贅沢な昼寝

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Aug 8, 2008
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カテゴリ:テレビ・映画関連
「時間があるとき、いつでもいいから、インターネットで調べて欲しい」
たまに母親から電話が来る。
それは旧友と出かける小旅行の乗り継ぎだったり、書名だったりと色々。元々自分で調べる人なので、持っている時刻表に載っていないとか、司書に聞いてもわからなかったりする場合だけなのだが。

乗り継ぎなどはネットや電話で済むから朝飯前。30分もあれば必要な情報はもちろんのこと、お勧めスポットなどもいれた行程表が出来上がる。

だが、今回の調べものはちょっとお手上げ。
三大色紙である「升色紙」の歌の意味を知りたいという。そのような書物があるかどうか。あるいは、どこに行けばわかるのかという課題だ。
升色紙の手本はすぐにヒットした。が、その後が難航しまだ答えを渡せずにいる。インターネットは結局、検索能力なのだと実感する。


検索を繰り返しながらふと思った。インターネットが普及していなかった頃、調べものってどうしていたのだったか。百科事典や図書館でも調べがつかない場合は、諦めていたのだったか。

ハリウッド映画史のドキュメンタリーを担当していたとき、販売パンフレットの為に120本の作品情報の下調べをしたのは真夏だったなぁと思い出す。
「お暑うございます」と同年代の人が挨拶するのを初めて耳にしたのは、ある映画雑誌編集部だった。そこの資料室に毎日通って、バックナンバーのページを繰りながら目的の作品を探した。
バックナンバーでも調べがつかないと、京橋のフィルムセンターへ行った。アメリカンセンターに初めて行ったのもその時だったと思う。それでも曖昧なものやわからないものも残った。何人かの専門家にご教授いただいて、ようやく下調べが終わったのだった。随分と時間がかかったと記憶しているが、仕事であったから、そうそうのんびり調べてもいなかったはずだ。どのくらいかかっていたのだろうか。
今であれば、インターネットで調べはすぐにつくのだろうが、自分の足で回り書き写した時間は、かなり楽しかった。



さて、升色紙。
書の専門図書館っていうものがあるのだろうか。






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Last updated  Aug 9, 2008 10:38:22 AM
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