まいにちごくらく

今朝は起きてくるのが遅かったなぁ～。
いつもは次女が保育園に行く頃には起きて、一緒にテレビ見てたりするんだけど。
父、調子良くないのかなぁ。

それに、朝ご飯も食べてないみたい。
胃の調子が悪いのか？気持ち悪いそうで。
食欲が無いというかお腹が空かないというか、そんなふうらしい。

この寒さに雪だから、外に出る事もなかなか難しい。
どうしても家の中にこもって、テレビでも観てるくらいしか他にする事も無い。
体を適度に動かせば多少は食欲も出るのかもしれないけど、なかなかそういうわけにはねぇ。。。

毎週火曜日が通院日で、血液検査と血小板輸血をする。
翌日の水曜日と木曜日くらいは比較的元気かなぁ。
けど、金曜日くらいから再び下血がみられるようになる。
そして、通院日前日の月曜日が一番辛い日というか…。

血小板の寿命は4～5日なのだそうだ。
それを頭に置いて父の様子を見ていると、何となく当てはまるような…。

前回は白血球も少し減っていたみたいだし。
3000無いんだよね。
2200とかそんなもんかなぁ。
好中球が1500あればイイらしいのだけど、実際どうなっているのか…。

父の白血病再発と分かってからは主治医から詳しい話は聞けなくなってしまった。
入院中なんかはあれこれと説明してくれたのに、今はなぁ～んにも。
医者が治療を諦めている、というか、医療が諦めるべきと定めているというか、71歳は諦めの年齢圏内なのだそうで。
ただただ死を待つだけの毎日。

父本人には再発を告知しておらず、8ヶ月間個室で孤独と治療と戦ってきた結果、白血病細胞は消滅したと主治医から報告を受けたあの退院日の話しか知らない。
自分は白血病に勝った。
そう思っている。

だけど、退院して約一ヶ月後のお正月過ぎからはガクンと食欲が無くなり。
暫くは大丈夫だった下血もまた度々起こる。

「なかなか痔が治らんなぁ～」

なんて言ってたっけ。

血小板も減ってるから、胃や腸から出血しているのかもなぁ。

母が父の再発の告知をされた時、主治医から父にも告知すると言われたそうだ。
だけど、母は必死でそれを阻止した。
父の性格上、それは逆効果だと判断したからだ。
私もそれは正しい判断だと思った。
父をよく知っているからこその判断だ。

その時に主治医から

「黙っていても、だんだん体調も悪化するので本人も気付くようになると思います」

と、それでも告知をすすめられたそうで。
けれど、それでもやっぱり告知は出来ない。
あんなに頑張って治療をしてきて、治ったら畑も頑張って色々な野菜を作って、夏には草刈りもして、鹿にいのしし対策もちゃんとやって、植木の剪定もして…と、あれこれ自分が頑張ってやるという気持ちでいっぱい、生きる気持ちでいっぱいの父。
それを一番知っている母が告知を許すわけがない。

「それでもいい、最後までうそをつき通します」

そう、主治医に答えたそうだ。

何も治療をしなければ余命2～3ヶ月と言われている。

2月末には弟の結婚式も控えている。
新郎の父からの挨拶があるのだけど、これもやる気でいる。
年明け頃に貸衣装のモーニングも試着して準備もＯＫ。
私の結婚式の時は、式の2週間くらい前に4トントラックにはねられ入院で結婚式中止。
その後、自宅介護していた祖母の容態悪化などで、結局、主人と私の2人だけで一年後に式だけ挙げた。

一度も自分の子供の結婚式に出ていない父。
せめて弟の結婚式くらいは出席しないと…ね。

家族も、私自身も、この病気を治す力は無いけど。
おまけにこの8ヶ月間の治療でかなりの出費をしてもうお金も無いけど。
出来る範囲で、精一杯やるしかない。

雪や凍結が無かったらなぁ～。
病院まで車で連れて行けるのに。
もっと雪深い隣の市まで一時間半ほどかけて行かなきゃいけないんだもんなぁ～。
道中めちゃめちゃ怖い箇所がいくつかあるし。
申し訳ないけど、安全第一で考えたらJRで行ってもらうのが一番だなぁ。

ごめん。
もう暫く頑張って。

ご飯もどうしたら食べられるかなぁ～。
雪かきもしなきゃ。
仕事も今日、明日中に一つ片付けなきゃ。

コピーロボット2つ欲しい。
私一人ではやる事が多すぎて手が回らない。。。
目が回る。