子育ての思い出
生まれてまだ間もないミュウが、一体どうやって私たちの家にたどり着いたのか、本当に不思議です。我が家に来たのは去年の６月３０日の夜でした。夫は出張中、家で女同士の飲み会？！を開いてくつろいでいました。梅雨の最中、外はしとしと小雨が降りひっそりしていましたが、突然窓の外で「おんぎゃー、おんぎゃー」と言う声。私たちは一瞬『赤ちゃん？』と、ビックリし外を見るとネズミくらいの大きさの黒いのがちょろちょろ動いています。勇気を出して外に出ると、さ～っと走り逃げてしまいましたが、それは、子猫でした。どっ、どうしよう！！こんな雨の日の夜、おなかがすいて飢えているのかな・・・。でも、うちには、キャットフードはもちろん無いし・・・。私たちの話題は、一気に『猫ちゃん』で盛り上がり、結局、暖めたミルクを置いて様子を見ることにしました。子猫は、私たちの気配を感じてか、どこかに行ってしまったようでしたが、翌朝、ミルクは空っぽになっていました。次の日も、雨が降り、ねこちゃんどうしてるのかな？と心配しつつミルクを置き仕事へ行く私たち。夜、帰って来ると、庭のどこかでかすかに「ミー、ミー」と声が聞こえます。私たちが寝た後は、我が家の縁側で寝ているようです。そんな夜が３、４日続き、一向に私たちの前に姿を見せないねこちゃん。猫を飼っている友達から、「ネコ用ミルクを置いた方がいいよ。」と教えてもらい早速ネコミルクに切り替え、姿を現してくれるかな？と待つ日々。それでも１週間すると、だんだんねこちゃんも心を許してくれるようになりました。縁側の台の上に乗って、お皿の上のミルクを飲んだりそのままそこで寝てくれるようになったのです。これが、その時とっさに携帯で撮った写真です。体中ゴミがついていて、目やにがすごくてまさに野良猫そのもの。それから、毎日少しずつ、少しずつ距離を縮める努力をしました。こんなに、粘って頑張るなんて、自分でもビックリでした。子猫が近所を徘徊しているので隣の奥様も心配して、ミルクを置いてくれていました。我が家は、袋小路にあるので近所の人との距離も近いのですが、皆、子猫を心配していて、顔を合わせれば「あのこ、どうしているかね～？」と、猫の身を案じていました。そして、ねこちゃんとの距離を少しずつ縮めていた私たちは、寝ているときの撮影も出来るようになり・・・。とうとう夫が捕獲に成功し、お風呂できれいにし、獣医さんに連れて行くことに。検査の末、回虫駆除の薬と、目の炎症の薬を頂き、色々子育てのアドバイスを頂きました。さて、そんなこんなで、生まれて初めて猫ちゃんを飼うことになった私。お医者さんにも、まだ生後２ヶ月ほどで弱っているから「どれだけ生命力があるか、保証できない。」と言われていましたが・・・。今は、こんなんです。もうじき、ミュウと出逢って満一年。『くーくー』、時々『んげっ』とか言っているミュウを眺めつつ、感慨に浸ってしまいました。最後まで読んでくださってありがとうございました。今晩は、オセンチなミュウママでスミマセン。さて、子育て（猫育て？！）初心者の私が先ず読んだ本は・・・、 ←よろしかったらクリック募金ご協力くださいね。人気blogランキングへ←よろしかったら、ご協力お願いします♪
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