じゃじゃ馬母さんと子馬ちゃん

３歳年下の妹がいて、５年前に結婚したんだけど、知り合ったきっかけがネットだったと聞いて、まだまだアナログな人間だった私はびっくらこいたもんだ。

ネットで知り合った＝電車男「オタク」系　と決め込んで会って見たら、ん？ちっとも。
しかも、カナ変換しかできない南こうせつだった^_^;　

妹の入ってる日本酒の会のメンバーの紹介らしいので、ネットでのやりとりから始まった付き合いではなかったが、今時はこんなパターンざらにあるだろうね。

ま、そのオフ会っていうわけで、今年で９年目、MY家族参加２回目として楽しんできたわけですが。
純粋なメンバーは半分くらい、あとは、知り合いの知り合いの’友達のワッ’（って書いてしたものの、なんか寒い）

メンバーさんは、ハンドルネームで呼ばれてるから、しまうまさんだのカバさんだの、メリーさん（の羊？）だの、動物園の同窓会のようだが、もちろん草より酒ってわけで、みんな陽気で面白い。

年齢も職業も多種多様。
酒好きというひとつの共通点だけで、こんなに絆を強めてしまうってすごい！

会社や近所の気の合わない人とニコニコ他愛もない話をして付き合っていくより、こうやって波長の合う人とたまに会って実のある話ができることは合理的な幸せかもしれない。

主婦してると世界が狭くなってしまうので、色んな人の話を聞くと面白い。
驚くようなバックグランドを持っている人も多く、なるほど賢いわけかと納得し、沢山の引き出しから話題や知識を出してもらって宴は続く･･･

食事は、妹とダブル幹事をしているもう一人のハンドルネーム女将が担当してくれて、酒に合うツマミを次々に出してくれる。

豚バラの梅シソ挟み蒸し、鶏レバーのラグーや、タコ炊き込みご飯やら、ダッチオーブンひとつでちょちょいとやってくれた本職のような女将。

どれも胃袋のご機嫌を良くしてくれる逸品なのだが、この幹事２人は、どうやらオヤジに進化しようとしている。（正しくは、してしまった）
しかも、以前流行ったオヤジギャルではなくて、真のオヤジである。

ちょっとかっこつけてオヤジぶってる娘でも、何かの拍子に化けの皮がはがれ「キャッ」とか言っちゃうけど、この女将は「失敬！」「ばかもん」が出ちゃう、昭和初期の頑固オヤジ系なのだ。

特別参加の実父のベシッシッターのお陰で子供達をお任せのため、夫は娘ほど離れた年齢の若人と熱く語り合いもできた。

「ハッピバースデイ　トゥ～ユ～」とか歌ってもらっちゃって気分良さそうだけど、気分良すぎちゃって、この日中に帰る予定が、帰れず１泊追加！
結局、こっぴどく妻の私に叱られ、気分急下降のパパさんでした。

今日、息子のサッカーの試合があったので、朝の６時に帰ったとさ。