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カテゴリ:レジャー
先日、大阪湾で捕れた「あさり」から毒性が発見されてから、潮干狩りが禁止されていた。 海水に問題があるという理由ではなく、成長過程で水温に問題があった様子。 やっと毒性がなくなり解禁されたからか、こちらの浜でも以前に増して潮干狩りをする人が目に付く。 学校から帰ってきてからよく行く浜でも、昨日は特に沢山の「あさり」を見つけることができた。 砂の中から潮がピューとあちこちで吹き、砂を掘り起こせばどっさりと貝が出てくる。 腰まである長靴を履いて本格的に捕る人、こんなにどうするのかバケツいっぱいの「あさり」を捕っている人もいる。 「食べられるんですか?」と数人に訊ねると 「もちろん!」と自信満々に答える。 それを聞いていた息子はニヤリ。 前から是非食べてみたいと言っていたので大喜び。 でも、やめた方がいいって言っている人もいるし、でもちょっとならどうかな? 澄んでいるとは言えない海と、どっさりと目の前にある「あさり」を見ながら悩む・・・ 先日新聞の記事で、この浜で捕れた「バカ貝」が載っていたことを思い出した。 中からだらしなく中身が出ているので「馬鹿貝」と書くらしい。 (多分2枚目の写真の子供の手に乗せた貝だと思う) この貝は水質の綺麗な所にしか育たないので、この辺りの浜も綺麗になってきた証拠か!?とか書いてあったな~たしか。 そんな記事が頭を廻り、不安より子供と私の好奇心が勝ってしまい、50粒ほどを捕ってきて「あさりの味噌汁」にした。 (中国産よりもましか!?) 夫が早く帰宅したので、いきさつを話すが「本当に食べるの?」と困惑顔。 でも夫も同様、好奇心がムクムクと湧き上がってきたらしい。 こんな時ばかり「ご主人様からどうぞ~」と3歩下がる。 「うん、いけるよ。身も新鮮だし。ちょっと砂がジャリジャリするけどな。」 という言葉を聞いて(け、け、決して毒味をさせたわけではないのよ。汗(^_^;) 恐る恐る口にしてみるが、これが良い出汁が出ていて美味しい! でも、貝はちょっとだけにしておいた。 夕方から寝てしてしまった娘は結局食べず、楽しみにしていた息子だけトライ。 自分で捕った獲物を食べたいってことは、狩猟民族の血が騒ぐのか!? これで満足しただろう。 その後、一人でのんびり入浴をしていると夫の騒々しい声が聞こえてきた。 その声はだんだん近づいてきてドアが開き「これ見て!」と腕を見せた。 腕の表側にピンクの斑点がポツポツ。。。 「貝にあたったんだよぉぉぉ~きっと」と大袈裟に腕を掻いて訴える。 最初は驚いて心配したけど、なんだか可笑しくなってきて笑いを堪えるために顔を半分埋めてブクブクしちゃった。(鬼嫁><) でも、そのうち私や息子にも!?とヒヤヒヤしていたけど、結局夫だけに湿疹が。 すぐに消えていたけど、たまたま夫が食べた貝に問題があったか、日中ゴルフした時の日焼けが原因かは未だわからず。 ただ、これが最初で最後の潮干狩りになったことは間違いない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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