じゃじゃ馬母さんと子馬ちゃん

　　
六甲牧場の放し飼いの羊たち。
４月に毛を刈ったばかりなので、なんだかヤギみたい。
でも身体を触るとやっぱりウール１００％（アクリルだったら怖いよね）

本当のヤギもいて、子供達が餌をやるのに夢中。
頭をなでたら角があってイタタタタっ。
ヤギだから紙でも･･･って思ったら腸に詰まっちゃうからあげたらダメらしい。

お天気が不安定で、標高１０００ｍに満たないこの山だけど気温が急に下がると寒いほど。
でも景色も綺麗で、こうやって自然の中にいるだけで身体が浄化されたような気分になれる。
ついでに汚れた心もキレイキレイして。
そして、帰りは有馬温泉でキレイキレイ。

　　
ここは、「金の湯」という赤錆色したまさに泥水のような湯と、「銀の湯」という透明な湯の２種類が楽しめる豊臣秀吉ゆかりの地。

最初入った時、子供が「泥水だ～」と言って眉をしかめたけど、どうやら気入っちゃって「行こう行こう」とうるさいのは子供の方。
今回は「金の湯」だけ入って帰ってきた。
週末とあって、いるはいるは人ヒトヒト･･･「芋洗い状態」とはこういうことか。
でも、自然は良いなぁ～、秀吉がハマったのもよくわかるぜぃ～、といい気分で週末が終わったのに･･･

今日新聞の一面を見ると「温暖化でグリーンランドの氷がとけ始めた」という恐ろしいニュースを発見。

ここ１０年間で１５キロもとけて後退していて、流出速度が２．５倍も速くなっているらしい。
海に浮かぶ氷がとけてもあまり影響がないけど、こういう陸氷がとける海面がアップする。
そして、２１世紀中に温暖化がストップしたとしても海面が６ｍ上昇して、東京の埋め立て地帯や下町は水没することは間違いない･･･と。

「重大なことが起きている」とNASAの研究者が発表したというのに、村上ファンドだの阪神株だの言っている前に大々的に放送せんかい!!!
と言っても数千年後の話だから、実際私達は自然を壊すだけ壊して「バイバ～イ」といって死んでいくだけなんだから痛くも痒くもないってわけだ。

だからといって、このままでいいの？いいの？
「マジな話はチョー苦手」と言っている茶髪のお兄ちゃんも、自分の子供とか孫の代になった時はえらいことになるんだよ。
って言っている自分でさえ、何からやればいいかよくわかっていないかも。

前にTVでやってたけど、５０年後には１月には桜が咲き、夏が３～１１月までで、冬はなくなるとか。
コマーシャルで「今の豊かな暮らしは未来の自然からの恵み」というようなことを言っているのを耳にしたけど、なんか取り返しのつかないことになっていることは事実みたい。