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カテゴリ:生活
娘の幼稚園で、珍しく保護者の集まりがあった。 終了後、4人のお母様とのランチのため、イタリアンレストランへ。 初めてお話するお母様もいたので、あれこれ話しているうちにあっという間に時間が経った。 食事も終わり、サーブしてくれた店員さんが食器を下げだした。 私と隣の方の間でそれは行われたのだが、スープが垂れたままのフォークが通過するではないか。 おいおい、それはちょっと無神経過ぎるぞ~と感じた次の瞬間、事件は起こった。 スープが入っていたパスタ皿をがさつに下げたもんだから、そのスープは波打って下にこぼれてしまい、隣の方のパンツに直撃してしまったのだ。 しかも運が悪いことに、真っ白なパンツにオレンジ色のソース! 慌てて店員や隣にいた私が拭いたものの、ご愁傷様。。。という感じ。 そっちにも飛んでたよ、という友達の言葉通り、椅子にかけていた私の白いシャツにも直径1cm位のオレンジのシミがポタリ。。。ご愁傷様だった。 でも、すぐに拭いたら目立たなくなったものの、その後の対応から状況が変わってきた。 その場で土下座をするように平謝りする店員。 白パンツの被害者は「いいですよ~」とニッコリ笑って許したものの、その後音沙汰ない店員に「それで終わり?」という疑問が皆の胸に沸々と湧き出した。 う~ん、普通ここでマネージャーとかが来て名刺を出して、クリーニング代云々ってなって・・・って誰もが想像したと思う。 それくらいの対応があってもおかしくない規模の店でもあった。 でも、白パンツさんがこんなにスケールの大きい対応しているのに、1cmの私がギャーギャー喚くというのもどういうもんか。 いや、何cmであろうとシミはシミ、泣き寝入りはダメダメ! 実は「OK、OK」と涼しい顔して、こんな心の葛藤があったのを誰も知らない。 なんてちっこい人間だろうか。 数分後、普通にドリンクのオーダーを取りに来た店員さんに、心と口が直結しているオーストラリア帰りのNママが口火を開いてくれたのだ。 きっと、被害にあった当事者では言いづらいと感じてくれたのだろう。 それも直球で「クリーニング代」という言葉を投げかけた。 慌てた店員は上司に報告、その後数人のお偉いさんが私達のテーブルに来て慌しくなる。 2人共にクリーニング代を後から請求くださいとピッツア無料券と共に封筒を渡された。 そして「楽しいランチのひと時を邪魔した」とのことでイチジクのケーキを全員にサーブ。 最後に責任者から直接謝罪の電話を入れたいとのことで電話番号を聞かれた。 帰り際にも外まで挨拶に来られて、それはそれはこちらが恐縮するくらい。 でも正直言って、その服をクリーニングに出し、領収書と銀行口座を封筒に入れて500円位であろう代金を受け取る行為の方が面倒なわけで、責任者からの電話も丁重な謝罪も要らなかった。 そこまでしてくれるんだったら・・・ 「食事代サービスさせていただきます!」という言葉だけでよい! 女はお喋りです。 1人が10人に言う「あそこの店でさぁ~・・・・」 5人が言ったら、あっという間に50人だ。 その50人がそれぞれ10人に言ったら500人だ。 そんな事になるのなら、5人分のランチ代なんて安いもの。 私が責任者なら絶対にそうする。 「こんなことあったけど、こんなフォローしてくれたよ~さすがだね」となり、その500人は1000人のお客さんを連れて来てくれる。 少々大袈裟だけど、損して得とれ!だ。 あれ?考え方が関西化してる? あの店員さんも、すぐに適切な対応していたら事態は最小限に食い止められたのに・・・ね。 ご愁傷様。 。。。。。。。。。。。。。。。。 画家のお友達からお礼と言っていただいたカードをどこに飾ろうかな。 一番お気に入りの猫ちゃんは、毎日ゆっくり眺められるトイレに。ごめんね。狭苦しい所で。 素敵なカードありがとう♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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