ウチの旦那様って超天然キャラとして一部のマニアから愛されています。
特に妹や幼馴染の友達は、会うだけでキャッキャっと笑います。
それに対して夫はニコニコ笑っています。
大抵こんな人です。
こんなじゃじゃ馬女、○○さんしか手綱を引けない!と夫は後輩から紹介されたらしい。
ところが手綱を引くどころか、ロデオに乗った騎手のように振り回され、落ちても尚引っ張られて散々な目にあっています。
それでも文句も少ししか言わず(言えず?)、マイペースに暮らしてゆけるのはB型のだからかな?
こんなこともありました。
夫の両親の一周忌の法要の際、仏前に向かう喪主の夫。
立ち上がる時の様子が何やら変。
「アレっ!?」とか言いながら、足を揉む仕草をしたり・・・
あちゃ~~~、完璧にしびれてました
生真面目な夫は足を崩すことなく、ずうーっと正座していたんですね。
それは、もはや足とは言えないほど軟体動物状態。
ザワザワし始めた場内。
それでも真面目な夫は歩き出してしまったんです!
マイケルジャクソンの逆ムーンウォークのように仏前に向かう夫。
いかん、いかん、これ以上私を苦しめないでくれ~~~
もう隣のお義姉さんはプップッと噴出している。
そしてついにバタン!と音を立てて倒れてしまった。
それでも夫は隣にあった柱につかまりながら立ち上がろうとするではありませんか。
場内は笑いを堪えるので必死に堪え涙する参列者。
一年前の涙とは全く別の涙だ。
クニャクニャになった足を引きずりながら必死で立ち上がった時には拍手をする人までいた。
でも、こういう時って助けていいのか、お坊さんも何も言わずに見守っています。
私もまだ乳飲み子だった娘を抱きかかえていたのでどうすることもできず。
ありきたりな法要が、夫により一生忘れられないものになりました。
後で、家族だけになった時、今まで堪えていた笑いが噴射してしまった。
絶対笑えない立場の私にとって、それは地獄のような時間だった。
お腹を抱えて笑っている横で夫も大笑い。
「皆にうけたかな?」
こんな夫なんです。
人を笑わそうとしなくても、いつも周りに笑いを提供してくれます。
家庭の中でもそれは変わりません。
まぁ毎日だとイライラする時もありますが(^^ゞ
そんな夫だから9年も続くことができたのかもしれませんね。
決して友達のような関係じゃないけど、趣味も合うとは言えないけど、ラクチンなのが一番かな。
結婚記念日も、近くの和食屋で、いつものように食事して、何事もなく帰ってきました。
ずっと欲しいと思っていたパソコンデスクの椅子に良い出会いがあったのでお持ち帰り~
3脚でコンパクトなのが気に入ったので。
なんで記念品なんか?と不思議がる夫でしたが、ここまでこれた記念にね~
まぁまぁいいじゃないですか!