いよいよアカギレの季節がやってきた。
息子は私に似て皮膚が弱く、毎冬、手の甲が切れまくる。
私も、食洗機とゴム手袋があるにも関わらず指先が切れる。
尿素入りのハンドクリームを付けるのだが、
息子は塗った瞬間から「ぎやぁぁぁ~」と痛くて泣き叫ぶし、
私は水仕事をしていると取れてしまう。
そこで、荒れた皮膚の回復に効果があると言われてるジャーマンカモミールの登場だ。
まず、前に講習会で教わったインヒューズドオイルを作った。
オリーブオイルに浸したカモミールを湯せんにかけ、2時間程煮出す。
本来は2~3週間かけて日光に浴びさせて成分を抽出させるのだが、
この方法の方が、より強く成分が出るらしい。
それを漉して、保湿効果をアップする「ホホバオイル」と、
強力な皮膚のカバー力がある「ココアバター」と「シアバター」、
ハチミツから採取される「蜜蝋」とラベンダーとはっか油の「精油を」加えた。
普通のクリームは溶けやすいけど、これは熱いお湯か石鹸でないと落ちない。
皮膚にペッタリと膜を張っているよう。
お料理する時だって、身体に悪いものは入っていないので安心なのだ。
息子のアカギレも随分と良くなったし、
ノロウィルスが怖くてゴシゴシ手を洗いすぎて、
手がガビガビになったお友達にもあげたら喜ばれた。
そして、余分に作ったインヒューズドオイルで石鹸も作ってみた。
作りながらカモミールミルクなんぞ飲んでいたら、ミルクを入れたくなり、
ついでにカモミールの花もツンツンと入れてみましたぁ。
そしたら、とってもしっとりしそうな石鹸が出来上がりました
ただ、ティーにするとカモミールはリンゴのような甘酸っぱい香りなんだけど、
油で煮込むとケーキ屋さんのような甘ったる~い匂いがして、
ちょっと苦手なので、ハッカ油とユーカリレモンでシャキッとさせた。
使うのが今から楽しみ♪