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じゃじゃ馬母さんと子馬ちゃん

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2007.01.13
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カテゴリ:レジャー
今回の帰省の目的のひとつに「占い」があった。
最初は、今年は色々とやりたいことがあるので運勢をみてもらおうという気軽な気持ちだった。

さて、どこにしようと思った時、友達のMさんが夏に東京に行った時にみてもらった所が気になっていたので、早速HPを拝見し、予約を取った。
よしもとばななさんの本にも書かれていたので、それを読んでMさんは行くことにしたらしいが、そこでMさんの悩みは解決し、予想されたことも見事当たったのだ。

そこは「大光寺」といって、新宿の先にある大久保の韓国街にあった。
はじめ聞いた時、そんな場所にお寺があるのだろうか?と心配したが、しばらくぶりに訪れた大久保は、韓流ブームで盛り上がり、活気ある街へと変貌していた。

「大光寺」という看板があるビルの地下を降りて行くと、何やら怪しげな雰囲気。
もし、誰かの紹介でなければ、「何かの宗教では?」と疑ってしまうほど。
でも、以前は韓国料理をしてたという場所を、鑑定しやすいようにと他にあったお寺をそこに移したのだから仕方ない。

扉を開け入って行くと、そこは韓国のお寺だけあって、金や原色に彩られた鮮やかな空間。
そんな色使いなのに、不思議と落ち着くのはなんでだろう?
などと思っていると、HPにも載っていたお坊さんがお出迎えしてくれた。

剃髪してはいるものの、とっても上品なお顔立ちの温かみのある女性のお坊さんだった。
日本に20年も定住しているので日本語はお上手なのだが、韓国訛りのある言葉がまた温かい。

まずは生年月日を聞かれ、今年の運勢を易で占っていただいた。
今年は干支厄といって、仕事とか始めるのには良い年だという。
ハーブやアロマ関係の仕事をしたいというと、それはぴったりの職業だという。

どうやら、私には薬師如来がついていて、前世は医者だったらしい。
でも、私はそんなに驚かなかった。
なんとなくそんなことを言われると思っていたからだ。

ハーブに興味を持つようになってから、自分でもびっくりするくらいのめり込んでいって、薬効のことが知りたくて知りたくて医学書に近い本も読みあさっていたのだ。
そのうち石鹸も作り出すと、私の前世は中世のヨーロッパでハーバリストとして活躍していたのに違いないと確信すようになったのだ。
でも、医者とは思わなかったけど、昔のハーバリストも医者なのだから同じことなのかもしれない。

そして、前世はヨーロッパが多くて、イタリア、イギリス、イスラエル・・・インド!?
修行を積んだ位の高いお坊さんや、修道女を何度も経験しているらしい。
「イタリア」は結婚披露宴をイタリアンレストランでしたくらい、何度もイタリアに行くほど好きなので、一発目で言われた時は「やっぱり」と思った。
他にも3つくらいの前世を言われたが、ヨーロッパの王妃だったことしか覚えていない!
おお!姫か!なんだか嬉しいな~って思ったので他は忘れてしまった。

お坊さんは淡々と伏し目がちに思いついたことをお話くださるのだが、突然
「霊感あるよ!霊感強い叔母さんが守護霊についてるから、もっと霊感ついてたよ」と言われた。

咄嗟に、亡くなった叔母のことを思い出した。
叔母は異常に霊感が強くて、駅で誰かが亡くなると感じると駅員さんに言いに行っちゃうような人だった。
案の定、その日飛び降り自殺があったのだが、同じような出来事が沢山ある。
叔母は「易が強い女は不幸になる」という言葉通り、離婚や病気をし、最後は若くして孤独にこの世を去った。
それが、私が結婚する1ケ月位前だったのだ。

私には守護霊が4人いて、2人は父方、2人は母方で、その叔母が一番強く守ってくれている。
ただ、守護霊がつくと、その人の持病まで移ってしまうのだそうで、結婚してからた始まった「めまい」はまさに叔母の持病でもあった。
子供がいなかった叔母は、私が小さい頃から私の両親以上に私を心配して叱咤激励時してくれたので、とても怖い存在でもあったけど、なんとも頼もしい守護霊だ!

続いて「天子がついてるよ」と言われ、ハッと思った。
この家に引っ越してきてから、小人をよく見るようになった。
こんなこと言うと友達なくすか、病院入れられちゃうと思ったので内緒にしていたが、それは間違いなく小人だった。
ある日、霊感が強いというベッキーちゃんから「この家いるよ」と言われ、それは同じ小人だったことが判明した。
「いっせいのぉ~せ!っで指さそう」と言ったら、同じ場所を指したので間違いないのだ。

そういえば、以前ブログにも載せたけど、前のマンションにも子供くらいの大きさの「何か」がいた。
それは、2年前の元旦に自分が死ぬ夢を見て泣いて起きた時からいるようになったのだ。
本当に怖くて臨場感溢れる夢で、初夢ということもあり、しばらく眠れなかったことを思い出す。
でも、それは今までの自分死ぬということであり、新しい自分の再生でもある夢なのだ、その時から天子はついたのではないかとお坊さんは言った。
たしかに、それからは良い事や良い人が磁石のようにくっついて、そうでない事や人は離れていったのだった。

私はお坊さんに「天子と言っても顔はお爺さんですよ」と言うと
「仙人なのだからお爺さんの顔しているよ」と答えられた。なるほど~
その天子は妖精とも仙人とも呼ばれ、大きさも小さくなったり大きくなったりするらしい。
とにかく、霊感があって天子がついている人は1000人に1人だそう。
と言われても、霊感は確かにあるのは認めるが、正直それほど強いとは思わなかった。

でも、霊感と言っても幽霊を見るだけじゃなくて、直感というのも一種の霊感で、嘘つきな人や腹黒い人もわかってしまう勘を私は持っていた。
どんなに調子いいことを言っても、人気者でも、私にはその人が違うことがわかった。
大したことのないウソならそのままウソをつかれることにしてるけど、耐えられなくなるとズバっと触れられたくない本質の部分を言ってしまうので、そういう人に反感を買うこともある。
それはウソが見破られているという恐怖感から、そうするのだということもわかっていた。

ただ、そういう勘が正しいのかどうかは自信がなかったけど、やっとすっきりとした気持ちになった。
私が見えた(実際には感じた)霊は気のせいではなかったのだ。
私の感じることは人と違っていたけれど、それは正しかったのだ。
全てにおいて謎が解明されていくようで、魂が嬉しくて泣いていたようだった。

そして、その後思いがけないことになっていくのだった・・・






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Last updated  2007.01.14 01:11:41
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