じゃじゃ馬母さんと子馬ちゃん

昨日、「強盗殺人事件」のニュースを見ていたら、
何やら、懐かしい地名と街並みが・・・・

実家の近所じゃん

今日、母に連絡すると、殺された人は町内会のメンバーだったとか。
会合があったのに出席しないから、どうしたんだろうね～と言っていたらしい。

町内会に参加しているような家族でも、３日も誰にも気が付かれないとは驚き！
しかも、昔ながらの住民が住むような街で、犯罪が起ったことすら信じられない。

こちらでも、郵便局に強盗が押し入った事件があって、犯人が逃亡中という。
この市では、警察にメール登録をしておくと、事件が発生したらメールで教えてくれる。

「○月○日　何時何分　○○町にて空き巣発生
１階の窓を割り侵入し、現金、貴金属を盗んで逃走」

というような内容が毎日のように送られてくる。

いちいち知るのが怖いという人もいるけれど、
小学生の子供を持つ親としては知らない方が心配なので登録してみた。

それにしても・・・・
こんなに事件が発生する街なのか！？
今まで知らなかっただけなのか！？

初めて住む一軒家で、心配なのが泥棒
契約の条件として、１階の窓に鉄柵をつけるようお願いしたが、まだ不安。
補助鍵、防犯フィルムでこれでもか！ってくらいつけてやった。

でもこれでは、何か相当なお宝があるんじゃないかって思っちゃうよね。
貼紙でもしようかな？

「靴を脱いでおあがりください。
通帳及び印鑑はありきたりな所には隠しておりません。
しかも、中身を見てがっかりさせてしまうかもしれませんのであしからず。」
なんて。


この前、島田洋七の「がばいばあちゃん」を妹から借りて新幹線の中で読んだ。
笑ったり泣いたりしちゃうので、あまり人前で読むことをお勧めしませんが、
古き良き時代の日本の田舎にジーンと胸が熱くなるかも。

貧乏なこのばあちゃんの家に泥棒が入るシーンがあって、
泥棒と鉢合わせになったばあちゃんが「もう一度夕方こい！」と言う。
言うほうも言うほうだけど、来るほうも来るほう。
夕方来た泥棒にご飯を食べさせる。
「こんな貧乏な家に泥棒に入るくらい困っているんだ」とか言って。
その泥棒も恩義を感じて、後日お礼をしに来たのだ。

こんな世の中には、もう戻れない・・・・だろうね。