子供達の間で流行っている「ラッキー探しゲーム」がある。
商業用の軽自動車のナンバーで、黒板に黄色文字のナンバープレートを探すもの。
それを「クロキ(黒黄?)」と呼んで、見つけると幸せになれるというゲームだ。
娘と幼稚園の送迎の間にそれを探すのが日課になっていて、私も見つけると嬉しい。
でも、その後に緑ナンバーを見ると帳消しになるというシビアなルールもあるけど。
子供って、こういうなんでもないことを見つけて楽しむのは得意なので感心する。
自分も子供の頃、こういう遊びってあったよな~って遠い記憶を思い出す。
先日、朝の登園時、羽化したばかりの羽がまだ青い蝉を見つけた。
私も初めてで、足を止めて娘と見ていると何人かの子供が集まってきた。
こういう経験って大切だと思うから、ちょっとくらい着くのが遅れても見せてあげたい。
でも、中には「早くしなさい!」って腕を引っ張られて連れていかれる子供もいた。
ウチの息子はダンボールとか箱を見つけると、なんか作りたくなるので好きにさせている。
この前は、ゴルフのパターの練習機を作って夫のパターで練習していた。
狭い家の中に置くには邪魔な大きさだけど、1週間位で処分すると約束すればいい。
大人の都合で子供の「小さな幸せ」を潰してることってあるんじゃないかと反省する。
子供の頃には驚いたことも、今ではなんの感動もなくなっていることは多いと思う。
この前、息子の給食の献立表を見ていたら「揚げパン」とあった。
思わず「懐かしい!食べたいな~」とつぶやいた言葉を覚えていて、
切れ端を持って帰ってきた。
そのままポケットに入っていたので、ポケットの中のゴミ付きだったけど(笑)、
気持ちが嬉しかったのも手伝って、小学生の頃と同じ感動でいただいた。
いつまでも新鮮で無垢な気持ちを大切にできたら、幸せをいっぱい感じられる。
ベランダの植木に咲いていたクローバー
雑草って思えばつまらないけど、花器に飾れば見るたびに幸せな気分になる。
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