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カテゴリ:教会
キリスト教の三大祝日のうち、もっとも目立たない、一般的にも知られていない祝祭日がペンテコステの今日です。聖霊降臨祭、聖霊降臨日と言っています。全くといって良いほど商業的なものになっていないので、それはそれで喜ばしいことですが、教会でもどう祝うのか、定まっていないのです。
それは、イースター(キリストの復活の日)から数えて50日目のこと、弟子たちに聖霊が降り、世界のあらゆる言葉を語りだした、という聖書の記事(使徒言行録2章1~13節)に基づきます。ペンテコステとは50日目という意味です。 聖霊って何?って感じかもしれませんが、それは、神やキリストと等しく人間を導く力であり、神やキリストを証しするものといえるでしょう。弟子たちの上に、聖霊が留まり、諸外国の言葉で神の偉大な業、キリストの十字架と復活を説教し始めたのですから、この日が世界に向けて宣教が始まった日と考えられ、教会の誕生日という意味合いも持っているのです。 ところで、改めて使徒言行録の記事を読むと、聖霊は、炎のような舌として弟子たちの上に留まります。よく、聖霊は炎のようである、とか、炎をイメージした図などが描かれますが、あくまでも"炎のような舌"なんです。そして、この"舌"という単語は、そのあとの弟子たちが語りだした"あらゆる国の言葉"の言葉という単語と一緒なんですね。ですから、聖霊は、語りだす霊、言葉を与える霊なんですね。 でも、聖霊のイメージに"舌"のイメージはなかなかないです。よくあるのは、鳩(キリストの洗礼のときに聖霊が鳩のように降った、ということ)、炎、風(霊を示すギリシャ語、ヘブライ語には、ともに、風、息の意味がある。)のイメージがあります。そして、わたしは、"舌"というと、なんと、次の絵を思い出してしまいます。 こんな絵の描かれたTシャツは今でも来ている人がいるかなぁ(聖霊降臨日、牧師がこの絵のTシャツ着て、歌いながら登場してきたら、ちょっと引かれるかなぁ)。ミックは元気かなぁ。キースは、いろいろ活躍してるみたいだけど。昔、今は亡き先輩と東京ドームに見に行ったことを思い出しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 28, 2007 09:30:36 AM
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