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カテゴリ:本
lemidoriさんのサイトで、絵本出版社「福音館書店」の「こどものとも50周年記念ブログ」があるのを知りました。昔から「こどものとも」に縁があった僕としてはちょっと感動します。
ちょっとマイナーかもしれませんが、僕がそれらの絵本の中で記憶にあり、自分でも持っていたり、人にプレゼントしたこともあるものは、「やっぱりおおかみ」って絵本なんです。後に村上春樹の本の挿絵などでも人気となった佐々木マキさんが絵を描いていて、子ども心にも覚めた目を感じさせられたものでした。(彼にとってはじめての絵本だったんですね。) そして、この「やっぱりおおかみ」もこのブログに登場していました。嬉しい!ってかんじです。1973年の作品だったんですね。それは、私が小学校二年生のこと。この作品に惹かれるってやっぱり孤独だったのかなぁ。自分は何か違う、そんなことをいつも感じていたのかもしれません。 「やっぱりおおかみ、仲間はいないか、と探し回るおおかみ。豚も羊も仲間にはなれない。幽霊にもなれない。やっぱり自分はおおかみなんだ。そう思うと急に心が軽くなりました」そんなストーリーです。ちょっと子どもには...と思うかもしれませんが、僕にとっては心に残る一冊であります。 そして、とある近しい歌い手が次のように歌っていたのにえらく感動し、その本を贈ったことも思い出しました(たしか...)。 「一匹の狼が夜明けに 仲間はいないかと歩いてる。 誰かそうなぐさめてよ 誰かねぇ愛してよと .... やさしく歌ってる小鳥たち なかなか気分もよいけれど 最後には食べたくなる これじゃそう恋もできない 少しだけ せつなくて 悲しくなるけれど 狼は狼の 勇気をもつ...」(「情けない狼」T.J.)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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