テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:ロサンゼルス生活
アメリカで長期に滞在希望する人にとって最大の問題はビザです。会社や学校のスポンサーを得てビザを取る必要がありますが、これはスポンサーに属している事が条件になり退社・退学または卒業をするとその資格がなくなります。
しかしグリーン・カード(米国永住権)は一旦発行されると個人に所属し、スポンサーとの関係は問われなくなります。従って退社・退学する自由を得られる事になります。 これが多くの方がグリーン・カードを欲する理由だと思います。 そこでちょっと考えたんですが、グリーン・カードの審査と言うのは、米国がその人がアメリカに滞在する事が「米国にとってメリットがあるかないか?」を審査する事です。 申請者は「自分が米国に滞在することが如何に有益な事であるか?自分がどのように米国の利益に貢献するか?」を懸命に売り込まなくてはなりません。 しかしその甲斐なくグリーン・カードが取れずに本国へ戻る方も多いのです。 日本人が日本に住むのに永住権というものを改めてとる必要のないことは当然なのですが、「自分が日本に滞在する事が日本にとってメリットがあるかないか?」を考えてみる事は無駄な事ではないように思います。 勿論人生や生活をメリットの有無だけで判断すべきではないと思いますが、こんな考え方をしてみると「日本に長期滞在できない日本人」が案外沢山出てしまうのではないかと考えてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.03.01 11:22:02
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