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2008.06.26
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カテゴリ:ロサンゼルス生活
今月のSouth Bay Management Seminarで映画「はんなり」の製作者 曽原美友紀さんからお話を聞きました。私が書記役を務めましたので、ご紹介します。


曽原三友紀さんのお話は映画「はんなり」を題材にした京都花街のご紹介でした。

日本でアナウンサーとしてご活躍の様子が当時のテレビ画像で紹介されました。ニューヨークで結婚後ダンススクールを経営、ご自身もダンスを極めた方とお見受けしました。その後ロサンゼルスに移転、「生きた英語を身につけるため」にアクティングを勉強されたとか。

ご自身で「色々なことをやってみたい」と仰っていましたが、次々と新しい分野に挑戦されて、成果を挙げられている姿を拝見し、大いに元気付けられました。

俳優の仕事として、日本人であるため芸姑、芸者、舞妓の役を多くこなしてこられました。しかしながら、日本人の目から見ると「本当の芸姑、舞妓の世界でないもの」も演じてこられた経験から、「本当の芸姑、舞妓の世界」をアナウンサー感覚で取材し伝えたいと思われていたそうです。
そうしたある日LA Timesに「外国人が芸姑を演じられるのか」との記事が掲載され、その中で都おどりと南京事件との関連を間違って報道されたのに接し、「正しい芸姑、舞妓の世界を英語で伝えることが、恩返しになるのではないか」と考えて、映画「はんなり」の製作にかかられたとの事です。

「はんなり」の主題歌も曽原さん自身で作詞されたいう多才の持ち主ですが、予告編の作曲者、プロデューサーなどの豪華メンバーの多くは、息子さんの誕生パーティーでの出逢いがきっかけであったなど、母親としての優しさも垣間見ることの出来るエピソードも紹介されました。

映画作りで一番大変だったことは、制作費の捻出だったそうです。自費と友人3人の寄付を基にスポンサー探しが始まったとか。また製作の時期が息子さんが生まれた直後であったことから、母乳を与えながらの撮影で、息子に悪いことをしたと振り返っておられました。
しかし映画作りを通じて、普通の主婦では出遭うことのなかった多くの人達に巡り逢えたことが、最も大きな収穫だったそうです。

今までに日本国内では六本木ヒルズその他、国外ではイタリアそしてアメリカで上演されています。アメリカでは、国連総本部をはじめサンフランシスコとロサンゼルスで上演され、今月末から再度ロサンゼルスで上映の予定です。

「はんなり」とは「花也」という言葉から来ており「上品で華やかな」という意味だそうです。
セミナーでは、このほか「五花街と島原」、「お茶屋さんと置屋さん」、「舞妓はんと芸姑はん」などの解説と「おもてなし」の心にも触れられました。

アカデミー賞の条件をクリアし出展する事によって「外国人の日本文化への関心を高め、正しい日本文化の伝承のために尽くしたい」と纏められた曽原さんの言葉が印象的でした。

アカデミー賞の出展を目指して、皆で応援したいと思いました。
普段触れることのない別世界を垣間見せていただいた貴重な時間でした。


映画「はんなり」は6月26日から7月2日までSanta Monicaで上演されます。是非お出かけ下さい。詳しくは下記ウェブサイトまで。
www.geishamodern.com





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最終更新日  2008.06.26 08:15:40
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