「イスタンブールの闇( 高樹のぶ子著)」
「イスタンブールの闇(高樹のぶ子著中央公論社、1998)」という小説を10年前に読んで以来、舞台になったトルコ、とりわけ古都イスタンブールに対する憧れが高まりました参照:「トルコツアーに出掛けます♪(2010/05/28)」ご訪問、ありがとうございます残念なことに、順位は下落気味↓ご訪問の記念に、是非ポチっとクリックで応援をお願いしますいつも、ありがとうございます◆この恋愛小説は‥イスタンブールの闇価格:1,365円(税込、送料別)『再会したふたり。男は過去を辿り、女は未来を想った。16世紀に消えた赤いイズニク・タイルの謎をめぐって、世紀末の古都イスタンブールと小京都・津和野を背景に描かれる激しく、狂おしい大人の恋。傑作恋愛小説。(「BOOK」データベースより)』ブルーモスク、アヤソフィア寺院といったイスタンブールの世界遺産にもなっている代表的な歴史的建造物も文中に描写され、トルコのエスニックな雰囲気も満喫できる小説です◆芥川賞受賞作家・高樹のぶ子さんの作品は‥テレビドラマ化もしたデビュー作「その細き道 文藝春秋1983」、芥川賞受賞作「光抱く友よ 新潮社1984)」、「街角の法廷 新潮社 1985」「星夜に帆をあげて さつきさん物語 文藝春秋 1986」「花嵐の森ふかく 文藝春秋 1988」等を愛読してきました。エッセイでは、「フラッシュバック 文藝春秋 1991」「これは懺悔ではなく 講談社 1992」等が、気に入っています光抱く友よ価格:380円(税込、送料別)透光の樹価格:1,300円(税込、送料別)これは懺悔ではなく価格:428円(税込、送料別)フラッシュバック価格:560円(税込、送料別)◆最新作『ショパン 奇蹟の一瞬』(PHP研究所、1300円、税別)では‥ スペインのマヨルカ島、フランスのパリ、ノアンなど、ショパンのゆかりの地へ飛び、数々の名曲が誕生した瞬間を小説の形で描写してあります。それ以外に、本書にはカラー写真付きの紀行文、ショパンの周囲にいた人々の解説も加わり、さらには当代一流のピアニストが演奏したショパン名曲集のCDも付いています。さながらショパンへの究極の愛情表現みたいな本。ショパン奇蹟の一瞬価格:1,365円(税込、送料別)「マイマイ新子」という、自身の少女時代をモデルに描いた自伝的小説も著され、映画化もされています(字数の関係で、リンクは省略)。 ◆彼女は‥高樹のぶ子book価格:1,470円(税込、送料別)海外各地を精力的に取材旅行するアクティブな作家で、スキューバダイビングもライセンスを持つ活発なスポーツウーマン。執筆前にトルコへも旅行に行かれ、そこでインスピレーションを得られたこともあると思います。現在トルコに関した本(ガイドブックや小説等)を読んでいますが、やはり10年以上前に読んだ「イスタンブールの闇」が一番印象的で、トルコ旅行の動機になっていた気がします。