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カテゴリ:質の高いサービスを受ける・感性を磨く
6月も2日目ですね♪
昨日は、六本木の国立新美術館に行ってきました。 設計が黒川記章、ロゴなどのデザインが佐藤可士和というのが気になっていて、しかも昨日まで「ルーヴル美術館展」をやっていたんですね。 実は今までは、素敵な展覧会をしていても「いつか、行こう」と思って見逃すことが多々ありました。 「またそのうちやるんじゃないの?」と。 そこを最近変えるようにしていて「いつか」じゃなく「今」やることにしました。 そう思うようになったのは、ある海外都市のリサーチのために旅行会社のパンフレットの写真を眺めているうちに、「行きたいところがたくさんある!」ことに気づいたから。 "「いつか行こう」と思ってるけど、どんどん計画して行かないと、一生のうちにこの行ってみたい所全てを回れないのでは?" と思ったのです。 先日テレビで映画『ダヴィンチコード』を観て、舞台となっているルーヴルに「行きたい!」と思ったのも、今回の美術館行きを後押ししてくれました。 実はウン十年前のヨーロッパ旅行のパリ滞在最終日。 その日にとっておいたルーヴル美術館が、なんと休館日で行けなかったんですよね~~。 いつかはリベンジ!で行きたいと思っています。 でもでも。「"今"やることにした」といっても、明日すぐにパリのルーヴルまで行くのは大変ですが、六本木なら2時間ほどで行くことができます。 (それでも関東在住なのに、2時間かかる^^;) そんなこんなで、国立新美術館のルーヴル展へ行ってきました。 大江戸線の六本木駅から東京ミッドタウンを背に、徒歩5分くらいで国立新美術館に到着。 ガラスがRになったデザインが有名ですが、それを正面から見れるという配置じゃないことをはじめて知りました。 中は天井が高く、ビックサイトやパシフィコ横浜のようなコンベンション会場を思い出しました。「イベントを行う広い場所」という点では、美術館も同じ部類なのかもしれません。 でも違うのは、入るとすぐにあるお茶を飲んだり休憩できるスペースに、ゆったりと優雅な空気が流れていること。 "あぁ、芸術を愉しむ場所に来たんだなぁ"と実感できました。 この日は「東京の美術館で絵を鑑賞する私」のイメージで、自分なりに上品な格好で行きましたが、館内に入るとますます背筋が伸び、そして優雅な気分になりました。 ゆっくりと、奥様ふうな足取りを意識して、けれど目は空いている所をくまなく探して、動き回ります(笑)。 今回は「子ども」を切り口に、ルーヴルにある絵画や彫刻や、さまざまな分野の作品200点ほどで構成されていました。 紀元前2000年のものがあったかと思うと18世紀のものがあったりして、順に見ていくといろんな時代を行ったり来たりです。 それがなんとなく自分には馴染まない部分もありました。 膨大な作品から何を切り口にして、どれをえらぶかは、センスなんですよね~。 私は昔から考古学などが好きで、学芸員(美術館や博物館でお仕事できる)の資格も持っているのですが、今回初めて、そんなふうに感じました。 けれど古代からの貴重な芸術品を観るのは楽しくて、解説から、知らなかったことをたくさん知りました。 暗かったけど、メモメモ。 結局、予定していた2時間をかなり過ぎてしまいました。 自分のペースで観たいから、なかなか人と一緒には行けないですよね~。 ここにはポールボキューズのレストランもあるので、次回はもうちょっとゆっくり、1日かけて(?)行こうと思います。 東京には素敵な美術館がたくさんあるから、いいですよね。 今回の入場料は1500円だったのですが、「これで1500円でいいの?ほんとにいいの??」と途中で何度も思いました(笑)。 世界の名作や貴重なコレクション、美しいものが100数百円で見れるなら、もっと美術館通いしようかな~、なんて。 4月から付け始めた美術館の鑑賞ノート。 やっと3件になりました☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.02 22:00:05
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