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カテゴリ:神奈川の旅
秋本番を迎え行楽にちょうど良い時期になり、コロナ感染もひと段落したようで人の動きも多くなったように思えますね。
東京近郊で代表的な行楽地の一つ、神奈川県の鎌倉へ向かう臨時列車が「ホリデー快速鎌倉」。 これがなかなか個性的な列車で、全車座席指定の快速なので特急型のE257系5500番台が使用されている。 他に変わった点といえば、運転区間が「吉川美南(よしかわみなみ)~鎌倉」である。 初めて知る人がこの区間を聞いて、一発で経路をイメージする人は少ないであろう。 そんな列車で鎌倉方面に出かけてきた。 吉川美南というのは埼玉県の武蔵野線で、埼玉県の中でも東に位置して千葉県にも近い。 2012年3月開業と、武蔵野線駅の中では新しい。 そんなわけでPRポスターが同駅に多く飾られている。 吉川美南を出ると武蔵野線内はこまめに停車して、埼玉県各地からの客を拾う感じ。 中央線乗換駅である西国分寺を出ると次は横浜になる。 果たしてどうやって通るか想像つくでしょうか? 吉川の南にあるとこことでこの駅名にしたのだろうが、南吉川や吉川南ではなく「美南」としたのがひねっている。 高架駅がほとんどの武蔵野線だが、吉川美南は地平で駅前とほぼ同じ位置に線路がある。但し踏切はない。 吉川はナマズの生息地としても有名らしく、「なまりん」というキャラクターもいる。 手書きの乗り場案内もある。 スキードームやラグビーボールを思わす吉川美南の駅舎。 西口にはイオンタウン吉川美南があり、日中は賑わいを見せそう。 東口はまだ工事中のようで、今後どうなるか気になる。 ホリデー快速鎌倉に使われるE257系。 元々は房総特急用だったE257系を緑ラインにした波動用になったようだ。 東京地区の波動用は165系⇒183系⇒185系⇒E257系と変化しつつある。 吉川美南駅は2面3線の構造で平日朝の西船橋方面に始発列車が存在する。 この様な臨時列車や異常時の折り返し運転にも対応できる駅になっている。 正面にはLEDだが愛称表示もある。 武蔵野線のE231系と顔を合わす。 武蔵野線の駅に鎌倉の行先表示が新鮮。 快速とあるが指定席券は必要。知らない人が見たら間違えて乗ってしまいそう。 シートカバーはないが当然特急の座席を使っている。但しコンセントはない。 吉川美南を出ると次は越谷レイクタウンに停車する。 こちらにもイオンレイクタウンがある。 武蔵野線沿線はショッピングモールが目立つようになった。 武蔵野線内をこまめに停車し、西国分寺を出ると次は横浜に停車する。 時刻表上の地図だと南武線か横浜線でも通るのかなと思いがちだが、実際の経路は以下の通り(JR時刻表の東京近郊路線図コピー) 以上の通り、通常は貨物列車しか通らない武蔵野貨物線を通り、新鶴見(横須賀線新川崎)を通り、鶴見から東海道線と合流する形をとる。 府中本町を出ると多摩川を渡る。 この後貨物線は大部分がトンネルで、まるで新幹線や地下鉄並みの割合になる。 なので、景色はあまり楽しめない。 新鶴見では新鶴見機関区を通り、様々な機関車を見ることが出来る。 東海道線と合流する鶴見では、ホームがないのにもかかわらず運転停車をする。 乗務員交代の他に、同じE257系の特急踊り子を先に通す。 吉川美南から約2時間で終着の鎌倉に到着。 こまめに客を拾い、結構乗車率は良かったようだ。 これから12月にも運転されるようなので鎌倉に行くときは要チェック。 鎌倉駅は右側の江ノ電と左側のJRの駅舎が隣り合っている。 江ノ電の方が堂々とした建物のようだ。 「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。 鉄道旅行の参考になれば幸いです^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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