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2022.09.02
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カテゴリ:会津の旅
【8月28日】

この日はJR東日本の週末パスを使い、10月1日に全線運転再開する只見線を訪問した。
只見線は、新潟県の上越線小出(こいで)から只見川沿いを進み福島県の会津若松に至る全長135.2キロの路線である。
小出付近は有数の豪雪地帯であり、その先も山間部や只見川沿いなど景色も良く、本数の少ない区間では1日3往復しかない超ローカル線で人気がある。
2011年に豪雨により鉄橋などが流出されて、現在まで新潟県と福島県の県境付近である只見~会津川口が運休となって代行バスで運転している。
復旧まで相当な金額と期間がかかるし大赤字路線なので、JRとしても無理に復旧せずにこのままバス転換しても良いと思ったのだか、福島県や地元としてはやはり鉄道は残してほしいとのことで、施設の所有は福島県、列車の運行はJR東日本が行う方向で10月1日に全線で運転再開が決まった経緯がある。




只見線側の新潟県側の始発駅小出に停車中のキハ110。
それまではキハ40で運転されていたが、只見線にも近代化が行われた(といっても20年以上経っている車両だが)
9月30日までは小出7時58分発の只見行きがあり、東京朝一番の新幹線とき301号でも浦佐経由で間に合う。
但し、10月1日以降は小出発は朝5時台発になり、東京地区からは到達できない。
この次は13時台発になる。


只見行きのLED表示が目新しい。
乗客は同好者がほとんど。


新潟らしい広大な田園地帯を走る。


約1時間10分で小出側の終点只見に到着。
ここからは会津川口行の代行バスに乗り換える。
代行バスは週末パスなどJR線に有効な乗車券で乗車できる。


会津若松方向を望む。
あと約1か月でこの先に行ける。


なんとか只見が終着駅にならずによかった。
手前の大白川から只見までは約28分かかる。


折り返しは小出行になる。
10月からは会津若松でも小出の行先表示が見られる。


只見駅構内で多くに人が出迎えているのかと思ったらカカシだった^^;




運転再開のムードが高まる。



只見からはマイクロバススタイルの代行バスに乗る。
只見行きの列車で車掌が代行バスを利用する人の確認をしていた。
人数によって台数を決めるのだろう。




途中では鉄橋や只見川の素晴らしい景色が広がる。



途中の会津大塩で時間調整のため少し停車。
この先にホームがポツンとあり、入り口にはヒマワリが見事だった。

このまま会津川口に行っても会津若松行きの列車は約2時間後になる。
実はこの後にも只見発会津川口行の代行バスがあるので、一旦手前の本名(ほんな)駅までバスで行くことにする。




代行バスは本名駅から少し離れた本名簡易郵便局付近に発着する。
まるで美容室の様な建物だ。




建物の壁に時刻表が貼られている。





待合室と2両もかからないような短い片面ホームのシンプルな駅。


周辺の民家などあらゆるところでこの「おかえり只見線」ののぼりがある。




駅近くにはお地蔵さんも立っている。
今後の只見線を見守ってください。



駅から歩いて10分ほどで第六只見川橋梁が見え、その先に本名ダムがある。




のどかな自然の中に重厚なダムの建物が目立つ。
只見川の水量を生かして発電に役立っているようだ。


この鉄橋も水害で流れてしまったが何とか復旧してよかった。
ここを列車が通るのが楽しみだ。


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Last updated  2022.09.02 22:46:28
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