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カテゴリ:特急乗車記
【3月12日】
この日はJR東日本パスを使い、秋田から羽越線を通り新潟まで行く特急いなほに乗車した。 特急いなほは、大部分が新潟~酒田の運転だが、定期で2往復、不定期の延長で1往復が秋田まで足を延ばす。 新潟~秋田は距離が273キロ、所要時間も約3時間半と、現在の特急にしてはかなり乗りごたえある列車だ。 秋田駅構内には秋田犬がいて人々を和ませている。 いなほ10号は普段は酒田始発だが、この日は秋田始発で運転された。 元々は常磐線のフレッシュひたちに使われたE653系が青い塗装で運転された。 中央には青森行き特急つがる、左には701系普通も停車中。 稲穂と夕日をイメージしたイラストも正面に描かれている。 秋田を出てしばらく走ると雄物川を渡る。 日本海の河口に近いせいか、川幅は広い。 その先を走ると日本海が見え始め、風車も建っている。 吹浦~遊佐では鳥海山に沿って走る。 かつては、上野から上越線・羽越線経由で秋田や青森を結んだ特急や急行の愛称にもなっていて、この辺りのシンボルでもあるようだ。 酒田駅構内にはハマナス色のいなほも休んでいる。 酒田を出て砂越を通過すると最上川を渡り、下りのいなほとすれ違う。 2005年にはこの鉄橋で強風による脱線事故も起こり、それ以来、安全対策はより強化されたようだ。 鶴岡から先に行くと再び海沿いを走る。 この辺りの海は岩が数多く立っていて、羽越線の絶景区間でもある。 新潟県最初の停車駅である府屋も海に近いところにある。 村上付近では電気方式が交流から直流に切り替わるため、車内の照明が一時消える。 同じような状態は常磐線の取手付近でも見られたが最近の車両は消灯しないため、希少なシーンだ。 米どころ新潟にふさわしい田園地帯を走る。 夏や秋になるとカラフルなじゅうたんの様になるだろう。 白新線に入り、阿賀野川を渡る。 こちらも雄物川同様河口に近く川幅は広い。 新潟に近い東新潟に隣接する新潟貨物ターミナルでは様々な機関車が見える。 国鉄型機関車がないのは残念だが、機関車自体が存在しているのは嬉しい。 高架の新潟駅に到着。 いなほが到着するホームは新幹線ホームと隣接していて、中間改札を通るだけで直接乗り換えられるのが便利だ。 「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。 鉄道旅行の参考になれば幸いです^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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