不思議なニュース速報

諏訪、茅野、下諏訪の３市町にまたがる連続放火事件で、諏訪署捜査本部は１９日、昨年四月に諏訪市内の空き家に放火し、全焼させたとして非現住建造物等放火と邸宅侵入の疑いで、同市北真志野、飲食店手伝い平田恵里香被告（２１）を地検松本支部に追送検した。これで平田被告が関与を認めた９件の放火すべてを立件し、事実上、捜査を終結した。

調べだと、平田被告は同月３０日午後１０時３５分ごろ、同市北真志野の自営業男性＝当時（６２）＝が所有する空き家に灯油をまき、ライターで火を付け、木造１部２階建て約２９０平方メートルを全焼させた疑い。

「火事で騒ぎになるのを見たかった」と動機を話しているという。犯行直後に携帯電話で炎上する建物を撮影、自身のホームページのブログ（日記風サイト）に写真を掲載していた。

平田被告は放火とほぼ同時期に、車の通行を妨害する目的で路上に置き石を繰り返していたことも供述していた。捜査本部は同日、昨年５月に諏訪市湖南の市道に直径約２８センチの石を置き、車両２台の底を傷付けたとして、道交法違反（禁止行為）の疑いでも追送検した。

平田被告は昨年７月８日、下諏訪町での車両放火容疑で逮捕され、その後の調べに３市町で８件の放火に関与したことを認めた。これまでに起訴された８件のうち、地裁松本支部で５件が審理され、いずれも起訴事実を認めている。

今月５日に拘置されている警察署の留置場内で自殺を図り、病院に運ばれたが、捜査本部によると、現在は回復しているという。

ソース 長野日報
長野日報　http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=6044

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