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国際結婚した私

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August 15, 2011
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カテゴリ:旦那の愚痴~
火曜日に、旦那が我が家に息子を迎えに来て、
私が買い物に行っている間、ずっと滞在していて、

リラックスして、うんちをして、
寝転がって軽い昼寝までしていた話は書いた通りですけれども、

そのとき、私は、思った。
なるべく、彼を、避けなければいけない、と。

一緒に時間を過ごしてしまうから、彼のペースなんだ!

彼が息子を迎えに来る時間に、出掛けてしまえばいいんだ!


だから、旦那が次に我が家にやって来るのは、
その次の日曜日の予定だったので、

私は、日曜日は絶対、予定の10時のすぐ後に出掛ける予定を立てて、
我が家に滞在しないようにしようと、固い決心だったんですけど、



水曜日の夜、何の用もないのに世間話のために電話をかけてきたかと思ったら~、


金曜日~、


そう、金曜日は私が息子を担当する日で~、
旦那が来ないはずの金曜日だったんですけれども~、



金曜日、私と息子が、リラックスして家でくつろいでいたら、
急に電話が鳴って、

息子が出ると、
何でも、

「あっ、お父さんだ!」

とか言っているんですよ。
それで、電話の受け答えの調子だと、
なんでも、今から20分で旦那が我が家にやってくるらしい。

それで、

はああああ???

と思って待っていたら、


なんと、息子が言ったとおり、20分で、旦那がやってきて、
ダイニングテーブルの上にあった、たまたま昼間に来ていた友人のために出した、
クラッカーを、当たり前みたいにパクパクと食べ始めて、

言うには、

「喉が渇いたな~。」

なので、私も、なんでなのか、
旦那に動揺しておらず普通に振舞っていたいという、
旦那への見栄の気持ちがあるからなのか、

「自分で勝手にどうぞ。」

と言ってしまったんですけど、
それを聞いて、旦那は、当たり前みたいに、台所からコップを出して、
冷蔵庫からオレンジジュースを酌んで、

がぶがぶ飲んでいるんですよ。



そして、その後、旦那は、
意味もなく、居間で楽しく座って、くつろいでいるので、

私は、聞いた。

「今日は、




 何の用ですか?
 やっぱり、






 あなたの荷物を、運ぶために来たんですか?


すると、旦那は、礼儀正しい顔で、
いやいや、と首を横に振るには、

「あっちのアパートは狭いから・・・。
 まずは、ソファを買って、どれくらい場所が空くかを見てから・・・・。」

そして、旦那が続けるには、

「今日は、
 俺は、















 洗車のために来ました。」

せ、ん、しゃーーーーーーーーーーーーーーーーー????
洗車に来た?
(←確かに、旦那の新しいアパートなんかで洗車は出来ない。
 うちのアパートでは、1階の駐車場で洗車が出来る。)



それで、私は、余りの驚きで、言い返す言葉もありませんで、

へええええ~、
洗車に来るんだ~、

と目を見開いていたんですけど、
息子はお父さんが来たことに大喜びで、
洗車を手伝うように言われて、飛び上がっており、

呆然としている私を置いて、旦那と息子は、その後、洗車のために階下に行った。


それで、階下からはしばらく、


旦那と息子と、


近所の子供が一緒に遊ぶような、


楽しい声が響いていたんだが、




しばらくしたら、うちの玄関のドアが、コンコンとノックされた。




それで、誰かと思って出たら、
うちの向かいに住んでいるリザーンで、


リザーンが、本当に本当に心配そうな、秘密めいた顔で私を覗き込み、
急いで家の中に入ってくるので、
何事かと思ったら、


小さな声で、
近所の人に聞こえないような、
ひそひそ声で一生懸命言ってくるには、


「香子・・・・。


 私、もう、慎太郎はあなたたちの離婚のこと、知っていると思っていたんだけど、



 ・・・まだ言っていないのね?



 だって、階下で、トムが、





 洗車しているんですもんね?」


えええええ?
心配してくれているのですかー!
やっぱり、不自然ですよねー?
トムが我が家に来て洗車って、おかしいですよねー?


それで、
これこれこうで、すでに息子には離婚の話は終わり、
現在別居が始まって、3週間目だ、

トムは今日、
自分の訪問の日でもなければ担当の日でもないのだけど、


洗車のためにやってきたのだ、



と話したら、







目を丸くして驚いていた。
そうでしょう、私もびっくりしたんです。




それから、またしばらくしたら、今度は、息子だけが家に上がってきて、
私に聞くには、

なんでも、お父さんが、ピンクのバスタオルを探している、

と。
ああ、ピンクのバスタオルは、あなたのお父さんが、いつも洗車のために使っているタオルですね?


なので、私は、出してあげた。
確かにタオルも、財産を半々にすることを考えたら、旦那の分のタオルもあるはずなので、
そういうことも、当然である。

それで、タオルを出して息子に渡してあげまして、


ベランダから階下を覘いたら、
旦那は、きれい~にきれい~に、自分の車を磨きまくっていたんですけれども、


私は、
私の生活を振り回されたくないので、
知らん顔をして、居間で自分のことをやっていた。
思っていたことと言えば、
ああ、どうか、使ったタオルはきちんと、持って帰ってくださいね?とか、

それくらいのことである。



そして、そのうち、洗車が終わったらしくて、
旦那と息子は戻ってきて、
息子が旦那に、寝室にあるゲームを見せたいということで、
私の寝室に入り、

二人は、1時間ほど過ごしていた。


過ごしている間じゅうずっと、寝室からは、
旦那の、マンドリンの音が鳴り続けてましたけどね。

1時間ず~~~~~っと、旦那は、私の寝室で、マンドリン~。
ぽろん、ぽろん、ぽろぽろ、ぽろろろん~、と。


そして、ゲームの音も同時に聞こえてきたので、
息子はゲームをやり続けて、それをお父さんに見せ、
ゲームをやっている息子の横で、旦那は、マンドリンを弾き続けていたんだろう。


それで、私は、旦那がいる間ずっと、


旦那が家にいるのなら、一緒に時間を過ごしたくないし、出掛けようかな~とか、
旦那に早く帰ってくれって、言おうかな~とか、
いやいや、これから旦那に頼むことが色々あるかもしれないし、息子の気持ちもあるし、
あんまり意地悪をしないほうが後々のためいいんじゃないかな~とか、

マンドリンの音を聞きながら悶々と考えていたんですけど、





9時前くらいに、



やっと旦那が、帰ると言っている声が聞こえまして、




私は、ほっとしまして、




旦那は一人で、帰っていきまして、









帰った後に、








風呂場の、洗濯籠の中を見たら、







旦那が洗車に使ったバスタオルが、








当然みたいに、ちょこ~~~~んと乗っていて、







本当にびっくりした。





洗車に使ったタオル、
うちの洗濯籠に入れてるんじゃねーぞ!

と、こんなに小さなことで怒ってしまう私は心が狭いですか。


それで、すぐに洗濯籠からタオルを取り出し、
ビニール袋に入れて旦那のクローゼットに入れ、
(←まだまだ、旦那の荷物が山と積まれている。)

その後、すぐに旦那に電話して、


もしもし、私たち、あなたの希望で離婚するんですから、
洗濯物は持ち帰って頂けますか


と言っておいた。
旦那は、旦那で、


あっはっは~、
君が、バスタオルごときの小さなことを気にするとは思っていなかったよ、

と、



ものすごく都合のいい事を言っていた。









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最終更新日  August 15, 2011 01:08:05 PM
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