2006年11月の記事一覧 | 淡々堂

自己評価

自分で思っていたよりも評価が良かったということがあります。そういう時は勿論嬉しいのですが、私の中の悪魔が、おい、ちょっと待てよと囁きます。思いがけなく褒められるというのは、自己評価が正確に出来てないだけじゃないか、と。自分としては部分的にここについては自信がある、或いは、全体的に現段階ではまとまりがあるなどということを自覚して、その結果褒められるのは良いと思います。また、自分としてはここが自信がない、或いはまだ発展する余地があると考えて。その上で、注意されたり、助言されたりするというのも良いと思います。いけないのは、予想外に褒められて、そのことに慢心すること。安心してしまって、本番前に確かに感じた不安感や緊張感を忘れてしまうこと。自分の中にある可能性の一端を指摘したり褒めたりしてくれたことを自分の中で拡大し、見せた物全体についての評価と見なすこと。

2006年11月30日

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ごまたまご

東京のお土産にごまたまごをいただきました。黒胡麻で作った餡をホワイトチョコレートでくるんだお菓子です。卵を模して作られているのでこの名があります。帰宅して、甘い物が好きな祖母に渡しました。「これは、ごまだ……むし？」ちゃんと白い紙に黒い文字でくっきりとごまたまごと書いてあるのに。蒸し？虫だったら嫌です。まさか蟲では…

2006年11月30日

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貴女はいつお眠りあそばすのかしら？

今日は昨日よりは少し気温が低かったものの、それでも11月下旬の割にあたたかい日でした。暖冬のせいで、今年は衣料品の売れ行きが悪いそうです。亀さんは起きてるかなと思いつつ、ケースをのぞいてみました。金網をはずし、亀さんの鼻先の延長線上の水面で指を動かしてみました。トンボを採るとき目を回させる要領でくるくると。そしたら「何？」とでも言いたげに、亀さんが顔を水上ににゅっと出してきました。別に、そういう反応を期待したわけではありませんでした。今年は最後まで愛想がいいです。

2006年11月29日

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うろにきょろがくるマカロニグラタン

このブログに書く時は標準語に翻訳していますが、私の祖母は方言の使い手です。私も祖母ほどではないですが、家では生まれ育った場所の方言で話します。祖母はたまに私があまり使わないようなインパクトのある方言を発します。今日、私が帰宅したのは、祖母が夕食を作ってくれている最中でした。ただいまと台所に入っていくと、祖母が大きな声でこんな事を言いました。「もう、うろにきょろが来よった！」「うろにきょろがくる」とは、慌てふためいてどうしていいのか分からなくなる様を言います。祖母は今日のおかずのグラタンを作っているときにこうした状況に陥ったようです。～たつこ流マカロニグラタンの作り方～１マカロニを茹でる２鶏の股肉を酒蒸しにし、１cm角に切る３小麦粉・牛乳・白ワイン・塩・胡椒でホワイトソースを作る４みじん切りのタマネギをバターで炒める５炒めたタマネギに鶏の酒蒸しを混ぜ、ホワイトソースも混ぜる６５を耐熱皿に入れ、パン粉を掛け、粉チーズを掛け、バターをちぎって２,３か所乗せる７オーブンで表面を焼く茹でたり、蒸したり、炒めたり、焼いたりしなければならない上に洗い物を片付けようとすると、うろにきょろが来たようです。祖母は私に「いいところに帰ってきてくれた！」と言いました。そんなに必死にならなくても、私がするのに…

2006年11月29日

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本ユリ

謡いの符号の一つに本ユリ（もとゆり）というものがあります。　　　　　　　　　　　　　　　あーやー。あーあーあー、あー　　　　　あーあー　　　　　　　　　　　　　　　　　　あー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あー。西洋音楽の音階に当てはめると、次の音が近いように思います。はじめの「あ」を「ラ」にしてみました。　　　　　　　　　　　　　　　シーラー。ラーラーラー、ラー　　　　　　ラーラー　　　　　　　　　　　　　　　　　ソー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミー。（※ただし、ものの本によると、流派ごとや先生ごとに違いがあるということです。）　

2006年11月28日

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TVで初売り福袋の中身公開

大手百貨店が来年の初売り福袋の中身を公開しました。金の鍋、世界一周、豪華なネックレスなど、高額商品が目を引きました。そのことを祖母は昼間のテレビで知って、私に教えてくれようとしました。「高い福袋は……ヒ、ヒール族が買うのか？」えっ……？「ヒ、フィール族？」ひょっとして、ヒルズ族ですか…？「ろ、ろっポんぎ…ヒールズ族？」「六本木」と言うのに、外人が無理に日本語を喋ったような、あやしげな発音になっています。「私、こういうの本当に苦手！」そのようです。↑楽天で「仏教美術１００万円福袋」なんてのが売っていました。限定1個です。

2006年11月28日

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継続

　と喋るし喋れば上から。

2006年11月28日

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やっぱりね

昨日、寝そうにもない亀さんを寝させるために、ケースを屋内に移動させてみました。まずは形から入ってみたわけです。しかし、今日の気温は朝から妙に生ぬるく、コートが要らないくらいでした。こんなんじゃあ、亀さんは寝ないわな、と思って帰宅後ケースをのぞいてみました。亀さんはばっちり起きていました。やっぱり外に出しましょうかね。記録を見てみると、去年亀さんを屋内に入れたのは11/26、その前は12/23、12/4など。

2006年11月27日

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決別の餅？

餅が好きです。カーステレオでアンダーグラフの「ツバサ」という曲を聞いていると、餅が出てきました。よく聞くと、「～出した餅と。」と歌っているようです。運転の方に集中しているので、「～～餅と」と歌ってからハッと気づきます。恋人と別れる前に茶店で餅でも食べるんでしょうか。どうしても気になって、ネットで歌詞を検索してみると、「叶いかけた夢と　紡ぎだした文字の　狭間で揺れるのは　気まぐれ　日替わり　時計の針」でした。なーんだ。

2006年11月27日

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わおわお

我が家はＷＯＷＯＷに加入しています。今日、１２月の放送予定を書いた冊子が届きました。祖母は「わおわおが来ているよ」と教えてくれました。これは、わうわうと読むのですよ。気持ちはわかるけれど。

2006年11月27日

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中に入れてみた

朝晩はわりと寒くなってきましたが、うちの亀さんはなかなか冬眠しません。ちょっと心配になってきたので、水槽を屋内に入れてみました。今日の朝移動させ、夕方様子を見てみたら、ばっちり起きていました。暇だったので写真を撮ってみました。暗いのでフラッシュをたかないとうまく撮れません。亀さんは光が嫌だったらしく、向こうへ向こうへと逃げていってしまいました。この写真の左前足、「嫌っ！」という感じに見えてしまいます。拡大すると、目つきも厳しいです。ああ、かわいい。

2006年11月26日

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バリバリバリュー

以前録画しておいた「バリバリバリュー」の２時間スペシャルを見ました。夕飯時に、その話題が出ました。祖母が、「セレブは高い鞄を買って、メーネールして…」と言いました。ネイルアートです。また祖母は「メナガモの靴の人が…」とも言いました。フェラガモです。私は一緒にテレビを見たから、ちゃんとわかるのです。

2006年11月26日

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般若心経袋帯

楽天で般若心経袋帯を売っていました。すごい趣味…これを締めるのはどんな女性でしょうか。顕示欲の強い仏教マニアか、はたまた敬虔な仏教徒か、ただ単なる個性的な人か。一瞬のうちにこれを身につける人の心理について思いを巡らせてしまいました。よく商品ページを読むと、法事用だそうです。納得しました。結構色とりどりです。

2006年11月26日

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溝越え

　　　　　　　　　よーいしょ…　　　　　　　　　むぎゅ！　　　　　　　　　やっほ～♪亀の水替えをすると手が冷たくなってきました。水は冷たいし、水槽の中に入れている石は冷たいし、亀さんは冷たいし（態度がじゃなくて）。今年はいまいち気温が下がらないから、いつ冬眠させていいものかよくわかりません。亀さんの体力を考えると、もうそろそろ寝てくれてもいいんじゃないかと思うんですが、まだ亀さんは日中はずっと起きているみたいです。試みに、明日家の中に入れてみようかと考えています。暗くて落ち着いたところに置くと寝たくなるかもしれません。でも、今日水槽の外に出すとよく動いていたので、わかりません。

2006年11月25日

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早く帰ってきてね

祖母はペットを飼っています。生物ではなく、パウダービーズ入りクッションの犬です。白いのでしろちゃんと呼んでいます。今日は曇っているので外を見せようと、窓際に置いてみました。祖母はその様子を見て、「昔のひら212のようだ」と言います。「後ろ姿が一緒だ」と。親が仕事に行く時、私は別に泣きはしなかったですが、「早く帰ってきてよ」と言って窓の外を見ていたのだそうです。

2006年11月25日

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鶏の揚げ物

祖母はニュースをよく見ています。そして学んだことを私に忠告してくれます。今日はこうでした。「店行ってチキンバケット食べるなよ！」チキンナゲットですよね、きっと。別に食べませんが、多分鶏料理全般を行っているんでしょう。外来語じゃなくても、「鶏」と言ってくれればわかるんですが…韓国産鶏肉など輸入一時停止、鳥インフル対策を通知　政府は２４日、韓国の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたとして、韓国産の鶏肉など家禽（かきん）肉の輸入を一時停止した。　野鳥が海を渡ってウイルスを運び込むリスクがあるため、農林水産省は、国内の養鶏場でも野鳥の侵入防止などの防疫対策を徹底するよう都道府県を通じて通知した。　韓国が各地の養鶏場の消毒など、すべての防疫措置を済ませた後９０日間以上、発生がなければ輸入が再開されることになる。　政府はすでに２３日から、全国の国際空港や港湾などの動物検疫所で、韓国産の家禽肉の輸入を保留し、韓国からの入国者の靴底の消毒などの防疫措置を進めていたところ、韓国政府が鳥インフルエンザの発生を正式通知してきた。（読売新聞） - 11月24日19時23分更新http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061124-00000011-yom-bus_all

2006年11月24日

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きれいな鼻

今日は思いがけなく昼間に少し時間ができたので、家に帰りました。こたつに座って祖母の横でみかんを剥いていると、祖母が言いました。「きれいはなをしてるね」一瞬、何を言われたのかわからず、「今、鼻を褒めたの？」と聞き返してしまいました。私は鼻を褒められたのは生まれて初めてです。そもそも、祖母はあまり私の外見をほめません。死期が近いんじゃないだろうか。

2006年11月24日

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イアン・ソープ引退

競泳のソープが引退＝五輪金5個、「目標に到達」【シドニー21日時事】　競泳男子のスーパースター、イアン・ソープ（24）＝オーストラリア＝は21日、当地のホテルで記者会見し、現役引退を表明した。来春に地元豪州のメルボルンで開催される世界選手権には出場しない。　ソープは「競泳での目標はやり遂げた。競泳は既に自分の最優先事項になく、人生の新しい段階に進みたい。引退することに後悔はしていない」と目に涙をためて語った。今後の予定については未定としている。引退は19日に決断したという。　ソープは1998年世界選手権の400メートル自由形を男子史上最年少の15歳で制し、99年パンパシフィック選手権の同種目では長水路の個人種目で自身初の世界記録を樹立。2000年シドニー、04年アテネ両五輪で金5個を含む9個のメダルを獲得し、現在も200メートル、400メートル自由形の世界記録を保持する。　だが、昨季を休養に充て、今年3月の英連邦競技会を体調不良で欠場するなど、アテネ後は主要大会に出場していなかった。（時事通信） - 11月21日11時31分更新http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061121-00000029-jij-spo私はイアン・ソープのファンです。顔の造作や、早くて、手足をゆっくり動かしているように見える泳ぎ方が好きです。世界水泳選手権福岡大会2001と世界水泳選手権バルセロナ大会2003は録画し、好きな選手のところだけをカットして繰り返し見ました。古舘伊知郎のナレーションを文字起こしするという暇なこともしてみました。引退については、まだ若いものの、これだけの業績を上げたのだからもう十分だと思います。私は録り溜めたDVDをたまに見てほくそ笑もうと思います。

2006年11月23日

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「ポンペイの輝き」展

私は尋ねられました。「ポンペイ展って興味ない？」と。「え？モンペ？」その人は笑いすぎて声もなくヒクついていました。私は確実に祖母の孫です。「ポンペイの輝き古代ローマ都市最後の日」はサントリーミュージアム[天保山]です。会期は 2006年11月18日（土）～2007年1月21日（日）。http://www.suntory.co.jp/culture/smt/index.html

2006年11月23日

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能の稽古とお金

今日知り合った人と飲んでいて、能の話になりました。その人は私と同じ観世流の能を習っていましたが、お金がかかるから稽古をやめたそうです。その人と一緒に習っていた人は発表会のたびに訪問着を誂えたりしていたそうです。私が習っている先生は、着物を持ってない人には貸してくださってます。習う先生によっていろいろです。

2006年11月22日

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欧米か！

ハンカチで鼻をかむ日本人を見ました。新鮮でした。

2006年11月22日

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善通寺７

善通寺の五重塔は夜ライトアップしています。けっこうきれいです。きれいといえば、善通寺の宿坊です。新しいからきれいなことは当たり前といえばそうなのですが、ここは掃除が行き届いているから気持ちがいいのです。

2006年11月21日

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婆から借りた般若心経

今回はあらかじめ祖母から般若心経を借りて朝のお勤めに臨みました。♪パパからもらったクラーリネット♪の節で、♪婆から借りーた般ー若心経♪と思ってしまいました。

2006年11月20日

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善通寺６

善通寺にはいろは会館という、大変立派な宿坊があります。前回泊まった時はそのあまりの宿坊っぽくないことに大いに驚かされました。今回は驚くことはあるまいと思っていましたが、また驚かされてしまいました。なんと、部屋に洗面台がついていました。前回はなかったのです。善通寺、奥が深い…

2006年11月20日

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善通寺５

香川県にいる間にうどん屋に行きました。うどんは空海が麺づくりがさかんだった唐から日本に持ってきたという説があります。へぇ～と思いますが、ほんとかな。まあ、そういうことは今となってはどちらでもかまいません。うどんのおいしさの方がずっと重要です。私が行ったのは３軒です。長田in香の香は釜揚げうどんがおいしいらしいのでそれを頼みました。大師うどんきむらは善通寺のすぐ隣にあります。かけうどんを頼みました。いきいきうどんは天ぷらなどのサイドメニューが豊富です。冷やのぶっかけうどんを頼みました。讃岐うどんは安くて腰が強いのがいいです。私は２玉を基本にして、足りない時はサイドメニューを追加します。

2006年11月19日

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善通寺亀

善通寺のお堀には亀がいます。夏に水面を覗き込むと、亀達が寄ってきました。でも、今回は全く寄ってきません。石の上でひなたぼっこをしているのでまだ冬眠はしてないみたいですが、食欲はないようです。麩を投げてみても、寄ってくるのは鯉ばかりです。少し残念です。うちの亀さんもかまってくれないし。

2006年11月18日

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善通寺４

所用で香川県の総本山善通寺（ぜんつうじ）へ行きました。善通寺は空海の実家があったところ。善通寺の名前は佐伯善通（さえきよしみち）という、空海のお父さんの名前に由来します。今回も朝６時から（夏は５時半から）のお勤めに参加しました。今時分は遍路シーズンですので、泊まり客も参拝客も多いです。お勤めに出席する人が多かったからかどうかは知りませんが、２０分ほど法話がありました。それに、空海が唐から持ち帰ったという錫杖を奥から出してきて、私達の方に向かって降ってくれたりもしました。御利益があるそうです。６つの輪がシャンシャンという音をたてました。お勤めが始まる時はまだ夜が明けていませんでしたが、終わると明るくなっていました。

2006年11月18日

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ルーペ

ニュースを見ていると、男性が小さな石に仏の絵を描いている様子が映りました。祖母は「これははるパーか？」と聞いてきました。そんなことは私が聞きたいです。なんですか、ハルパーって。「ヘルパー？」1人で絵を描いているのに？「ルーペ！」その人は、大きな虫眼鏡みたいなのを頭につけて描いていました。

2006年11月17日

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ボジョレー・ヌーボー

11月の第3木曜日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日です。フランスが決めました。この事をテレビで知った祖母が私に教えてくれようとしました。「今日、ボンジョレ・ヌーボーがね！」…ボンジョビ？ボジョレーですよ。祖母は「ボンジョレ・ヌーボーって、どういう意味？」と聞いてきました。ボジョレーですよ。（ボジョレとも日本語表記するけど。）ボジョレーは地名。ワインで有名なブルゴーニュ地方にある場所のことです。ヌーボーは新しいという意味だから、ボジョレー地方の新酒という意味です。

2006年11月16日

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その元気はどこから？

上着が必要な気温になりました。亀さんは外へ出すとエサも食べないのによく歩きます。今日、黒くて大きい猫を見ました。久しぶりに猫を見たなあと思い、「猫さん」と呼びかけてみると、こっちを見ました。別に振り向いてくれることを期待したわけではありませんでした。ちょっとびっくりしました。

2006年11月16日

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荒俣宏『プロレタリア文学はものすごい』

一昨日から『プロレタリア文学はものすごい』と『平安朝の母と子』を読んでいて、大正・昭和と平安時代を行ったり来たりしています。『プロレタリア…』のはじめの方に、小林多喜二の『蟹工船』が紹介されています。この作品、幼い頃読んだ時は面白くなく小難しく何を書いてあるのかわからず、長じて再読した時には内容が痛くて汚くて苦しくて読むのに時間がかかりました。こんなに面白い本だったとは知りませんでした。思わず手で口を押さえた指の間からブフッ！と笑いが洩れるような書き出しでした。荒俣宏の本には時々「！」が書かれています。ただ単に強調したいがための「！」ではなく、感情の昂ぶりがどうしようもなく高まって文字にまで溢れだした「！」です。荒俣宏の本を読むと、それぞれの対象物への愛情を感じます。この本のせいで脳が刺激を受けたのか、昨晩はなかなか寝付けず寝不足です。荒俣宏『プロレタリア文学はものすごい』平凡社、2000年10月、714 円服藤早苗『平安朝の母と子貴族と庶民の家族生活史』中央公論新社、1991年1月、861円

2006年11月15日

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越前ガニをもらった

帰宅すると、食卓に蟹が１パイありました。親戚がくれた越前ガニの雄です。祖母が「ひら212は蟹をきれいに食べるねえ」と褒めてくれました。それはそうです。幼少の頃から祖父がせっせと蟹好きの私にガザミを食べさせてくれたのですから。数十数年続く熟練の技なのですよ、と答えるとおかしそうに笑っていました。祖母は足を数本食べて、「もういらない」と箸を置きました。でも私は知っています。本当はもう少し食べたいけれど、私に食べさせるためと、殻から外すのが面倒だからそう言うのです。身を外しやすい大きな所をはさみで切って渡すと、おいしそうに食べていました。

2006年11月15日

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刺身のツマ

私は刺身のツマが大好きです。自分で用意する時は大根をたくさん切り、醤油ではなく、中華風か和風のドレッシングで大量に食べます。冬の霜に当たった青首大根の葉っぱのすぐ下の部分が一番好きです。大葉をお隣さんからもらった時は舌が痺れるくらい食べました。単独で食べても刺身と一緒に食べてもおいしいです。だから、刺身のツマにスポットを当てた特集は大変に嬉しい。「刺身のツマの自立を助ける」(@nifty：デイリーポータルZ)http://portal.nifty.com/2006/11/13/b/私はツマを食べてない皿をウエイトレスさんに持って行かれるのが悲しくてたまりません。中途半端に食べていた時、「まだです」と言えない自分も悲しいです。

2006年11月15日

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アノラー

テレビを見ていると、篠原ともえが出ていました。祖母が一言。「これってあノラーか？」シノラーです。アムラーと混ざったんですね。

2006年11月14日

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木も冬眠する

紅葉は一言で言うと木が冬眠する合図です。亀さんといっしょ。木は寒くなると日光を十分に浴びられず栄養が足りなくなるので、少ない栄養でも生きられるように、密かに葉っぱを茎から切り離します。葉っぱは普段、葉緑素のせいで緑色に見えています。寒くなって光合成ができなくなると、葉緑素が壊れて緑色に見えなくなります。そしたら、今まで目立たなかった黄色の色素が目立つようになり、黄色く見えるようになります。また、葉っぱに含まれる蛋白質や糖分が化学変化して赤く見えるようになります。こういうことは知っているくせに、私はなかなか自力で紅葉に気づけません。恥ずかしながら、身の回りの植物に興味を向けることが不得手なのです。周囲の人が言ってくれるから、花がきれいだとか秋になるとモミジなどが紅葉するとかいうことを学習できた感じがします。こんな私に呆れながらも懲りずに、繰り返し言ってくれる人がいるのは有り難いことです。今、謡いで習っているのはタイムリーにも「紅葉狩（もみじがり）」です。紅葉に気づけないような私が謡う「紅葉狩」はつまらないでしょう。頑張って気づきます。

2006年11月14日

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昆虫採集についての荒俣語録

極論すれば、その人の人生が輝くかどうかは、幼い時分に手がける昆虫採集の結果ひとつにかかっているのだから！（p.9右）昆虫採集とは、何よりもまず、身なりからはいって誰もが博物学者になれる、いわば変身の術であったのだ。（p.11左）荒俣宏著『世界大博物図鑑』第１巻[蟲類]、平凡社、1991年8月、16,310 円

2006年11月13日

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手に乗せてみた

亀さんを手に乗せてみました。ずっしりと重く、身が詰まっている感じがしました。これが蟹ならば、きっとおいしい蟹でしょう。（亀でも多分おいしいとは思いますが、これは食用ではないので。）左前足が私の手に掛かっているのが、見ようと思えばフレンドリーですが、きっと違います。

2006年11月13日

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いいもの見つけたー！

ブログを辿って色々見ているうちに、見つけてしまいました。http://www.noaheart.com/zippo/2sr-an2.htmhttp://www.noaheart.com/ring/r1z135.htm素敵じゃー！これらの商品を売っている店はノアハートクラブといいます。「マニアな逸品が！きっと見つかる！マニア心をコチョコチョします！アニマルグッズ専門店」というのが謳い文句のようです。私はもう、出会い頭にコチョコチョされた気分です。(別にマニアでもないのに。)この商品を見つけたのはカエル８２１さんの「カエルのお池♪」です。

2006年11月12日

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しばわんこ６

11月2日真夜中に、「しばわんこの和のこころ」22回分を一気に放送してました。毎週約5分の放送でも、積もり積もると約2時間にもなるのですね。リアルタイムで見るのは眠いので、DVDに録画しました。それを見ていると、祖母が「ちゃばまんこやってるの！？」と言いました。……しばわんこ。また、祖母はこうも言いました。「その猫はみけちゃんこ？」……もう、何でもいいですけどね。しばわんこ５は2006年10月28日です。http://plaza.rakuten.co.jp/nama5mi/diary/200610280000/「しばわんこ初夏の香り編」(DVD)2007年1月17日発売、定価 3,675円 (税込)

2006年11月12日

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能面から学んだこと

去年の10月末に、大量の能面(のうめん)を拝見する機会に恵まれました。鬼の面(おもて)、若い女の面、中年の女の面、若い男の面、翁の面など色々。博物館のようにガラス越しではなく、じかに至近距離で見ました。場合によっては手にとって見せていただきました。そこで学んだことを、私は１年間ずっと実践してきました。　　チークは必須！　　口紅は赤い物を！若くかわいい女の面は、頬に赤みが差し、唇が赤いのです。

2006年11月12日

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心があたたまる？

今日16時からの「臨時発売！さんまのまんま大全集」で、ウルフルズのトータス松本がおみやげに讃岐うどんを持っていっていました。さんまちゃんはけなそうと思っていたようですが、あまりのおいしさにやむなく褒めていました。そんなさんまちゃんにトータス松本は、「なんかこう…心があったまるような味でしょ？」と言ってました。さんまちゃんはすかさず、「ようそんなこと言えるな！どういう心理状態でそんなこと言うの？」と。ほかにも、「茶の間だましたろうとか思うの！？」とか、「うどん食べて心なんかあったまれへんよねぇ！？」とも言ってました。私は完全にさんまちゃん派の感性です。うどんを食べてあたたまったのは、体です。

2006年11月12日

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エスキモーのこんにゃく？

おばさんからたくさんネギを頂いたので、今日の夕食はすきやきでした。私の好きな糸こんにゃくをたっぷり入れました。今日のこんにゃくはおいしいこんにゃくです。祖母は言いました。「エスキモーか？」一瞬、森永乳業がこんにゃく業界にも進出したのかと思いました。違いますよ。このこんにゃくは香川県のハイスキー食品工業株式会社のこんにゃくです。少し太めで、むちむちした食感がいいのです。ハイスキー食品工業株式会社http://www.haisky.co.jp/index.html森永乳業のアイスクリーム、エスキモーhttp://www.eskimo.jp/

2006年11月11日

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チャスラフスカ

夕食を食べながらニュースを見ていました。今日は全日本体操競技選手権大会のことを映していました。祖母が、「あの、昔、チャ、チャイコフスキーが…」と言いました。おばあさん、わかりますよ。それはきっとチャスラフスカでしょう。東京オリンピックで優秀な成績を上げ、日本で人気者になったロシアの女子体操選手です。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%ABチャイコフスキーはロシア人ですが、音楽家です。教養があるから、思い出すのも大変なんですよね？『ベラ・チャスラフスカ最も美しく』

2006年11月11日

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稲妻のさやかに照らす雲の上に我が思ふことは空に見ゆらし

今日の朝３時過ぎに雷が鳴りました。夜更かしをして、もうそろそろ布団に入ろうかな、どれどれ、今日の荒俣本は何にしよう…と思った時でした。一瞬部屋の中が照らされたと思ったら、家が振動するような音が轟きました。ほどなくして、雨が降り始めました。この調子で降り続いたら、確実に浸水すると思うほどの激しさでした。11月に雷が鳴るのは珍しいです。

2006年11月11日

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イザム・吉岡美穂結婚

ＳＨＡＺＮＡのＩＺＡＭと吉岡美穂が結婚するそうです。そのことが夕食の話題になりました。祖母は「ゴザムが結婚…」と。４つも足しちゃいけません！

2006年11月10日

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無視

これは夏には絶対に撮れない写真です。なぜなら、夏の活動期には、亀さんは私の姿を見ると駆け寄ってくるからです。だから、ケースの中で遠くにいて、しかも私を見ない亀さんは期間限定なのです。激写してみました

2006年11月10日

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見向きもしない

このところ、朝は亀さんがまったく振り向いてくれなくなりました。少し前までは、エサは食べないにしても、こっちには来てくれていたのに。でも、振り向いてくれないとわかっていながらも、いつものように声を掛けてしまいます。

2006年11月09日

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再びまちゃまちゃ

「クイズミリオネア」を祖母が見ていました。すると、「この人はよくテレビに出るねえ。ちゃちゃまちゃか？」と聞いてきました。…え？「おちゃちゃまか？」ああ……その人は、まちゃまちゃという芸人です。

2006年11月09日

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好きな言葉

好きな言葉。猛者

2006年11月08日

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続　人形にしたい！

先日、私はこのブログに囃子「獅子」をオートマタにしたいと書きました。http://plaza.rakuten.co.jp/nama5mi/diary/200610280001/考えてみれば、江戸時代の殿様はお抱え能楽師を持っていて、自分の好きな時に「舞え」と命じれば、いくらでも舞ってもらえたわけです。私の望みはとうの昔に、何人もの実在の人物が叶えていたのです。しかも、わざわざ人形にしなくても、生身の人間で。なんて贅沢なことしかも昔は、殿様がシテになり、能楽師はそれ以外の役（ワキやツレなど）になって、殿様が舞いやすいように教えたり、それとなく引き立てたりしたといいます。それは、なんだか能を一番楽しめる方法のような気がします。でも、能楽師の身になって考えると、これはこれで大変かもしれません。殿様が「以前の『獅子』が良かったのでもう一度やってくれ」と命じたとして、能楽師達が前に見せたのと寸分違わず演じたとしても、それを見た殿様は「前ほどは良くなかった」と言うかもしれません。第一印象は脳裏に深く刻まれますから。このことはもしかして、現代の能楽師や、その他全ての分野のプロに求められていることなのかもしれません。受け手が「良かった」と思ったところがスタートラインになるのです。一定の程度の質を保って供給できるというのがプロなのかもしれません。

2006年11月08日

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