「酔ってる自分が“素”なわけがない」チャラ芸人・EXIT兼近の“酒を飲まない哲学”
7/16(火) 12:00配信 新R25
ゲスト:EXITの兼近(かねちー)、聞き手:天野俊吉(新R25副編集長)
兼近さん:
「酒飲んだら本音で話せる」ってよく言いますけど、飲んでない状態がその人の“素”に決まってると思いません? その状態でいるほうが長いんで。
なんで「酔うと腹を割れる」っていう意味わかんない通説ができてんのか、不思議でしょうがないですね。
飲んで普段と違うキャラになっても、そのキャラでいる時間って短いじゃないですか。それこそが偽物だと思いますね。
「酒飲んでさらけだしちゃってる自分」を演じてるというか。
だって、すごい大事な話するときってお酒飲まないですよね?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190716-00010000-srnijugo-life&p=1
同意します。
私はお酒が飲めますが、飲めるからといって飲まなくてもいいと思います。
例えば、私は夏の暑さが苦手なので、翌日しっかり動かねばならない時には周りが飲んでいても飲酒しないことがあります。
酒を消化するのに内臓を無駄に働かせることはやめて、体力の温存を図っているわけです。
「酔うと腹を割れる」というのも信用できません。
私が酔っても腹を割らないからです。
腹を割って話がしたい人には、飲酒せずとも腹を割って話をしています。
酔って重大事項を話そうとしたがる人には、「昼間、しらふの時に」と返しています。
飲めるからといって飲まなくてもいいという考え方の私は、一昔前の酒が飲めない男性の勤め人を気の毒に思います。
飲めないのに飲まねばならない場面が多かったからです。
酒を飲んでなんぼのイメージがあった芸人の世界でも、かねちーのような考え方の人や、その考え方を否定しない先輩がいることは喜ばしいことです。
中華飲酒詩選 (東洋文庫) [ 青木正児 ]